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2020年9月19日土曜日

BTHVN op.65: Ah! Perfido(ああ不実なる人よ)シェーナとアリア

「ベートーヴェンの全作品を聴く」プロジェクト《All BTHVN 🎧》、今日は Op.65 の「Ah! Perfido(ああ不実なる人よ)」(1796: 26歳)という曲。

ソプラノとオーケストラのためのシェーナとアリア。ともにオペラの中で歌われる独唱曲であるが、オペラ自体は存在しない。コンサートなどで単独で歌われる曲のようだ。


Op.65

🎼 List of works by Ludwig van Beethoven


オペラはほとんど聴かないので、「アリア」は何となく知っているが、「シェーナ(scena)」というのは初めて聞いた。『オペラに関する用語集』というのを見るとこんな説明(↓)がある。分かったような分からないような…(^^;)?

劇的な迫力のある独唱で、劇唱と訳す。アリアほど詠嘆ではなく、レチタティーヴォほど叙述的ではない。普通はアリアの前に歌われる

ちなみに、この曲を献呈したのは当時の名ソプラノ、ヨーゼファという人だが、実は、モーツァルトもこのヨーゼファにアリア《美しい恋人よ、さようなら》K528を献呈しているそうだ。


YouTube を検索して、最初の方に出てくるもので比較的新しい音源を聴いてみた。

♪ Ana Maria Labin | Beethoven - "Ah! perfido"


歌っているのは Ana Maria Labin というルーマニアのソプラノ(1981-)。悪くはないと思うのだが、そもそもオペラの、とくに女声の歌はあまり好きではないので、今回は感想は書かないことにする…(^^;)。

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