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2020年5月16日土曜日

コロナ時代のコンサート:ヤナーチェク・フィルハーモニー♪

チェコで、観客を入れたコンサート(妙な日本語だ…)が「ロックダウン」後はじめて行われたというニュースがあった。ライヴ配信を録画したものがアップされている。

✏️ Exclusive: Czechs Stage First Post-Covid Concert With Audience

ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団(JFO: Janáčkova filharmonie)のメンバーによる室内楽コンサートのようだ。マスクを着けての演奏だ。




Janáčkova filharmonie Ostrava の Facebookページにいくつかの動画がアップされているが、私が聴いたのは下記。プログラムは上記の絵にあるとおり。

🎦 Live Stream JFO

コンサートの様子を見たくて聴いたのだが、プログラムもなかなか魅力的なものだった。とくに、ヘンデルの「2台のチェロのためのソナタ Op.2-8」という曲は初めて聴いたが、心に染みるなかなかいい曲だ。ちょっとお気に入りになったかも…(^^)♪

コンサートは、オストラヴァ(Ostrava)市の文化会館で行われた。オストラヴァはレオシュ・ヤナーチェクが没した地であり、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地でもある。


ステージの様子はこんな感じ(↓)だ。演奏家にはちょっとお気の毒…(^^;)。




ちなみに、最後の曲(ベートーヴェンのピアノ三重奏曲 op.11)にはクラリネット奏者が登場するが、そちらはもちろんマスクなし。

参考:《BTHVN op.11: ピアノ三重奏曲第4番、クラリネットが入る ♪》


…と思ったら、こんな記事(↓)もあった…(^^;)。

✏️管楽器はマスクをして吹く時代へ(MCS Young Artists ブログ)


で、観客席はこんな感じ(↓)。まぁ、採算は度外視…(^^;)。「ロックダウン」解除への第一歩ということだろう。




観客席を "social distancing" したら観客数は80%以上減るという試算もあるようだ…。

✏️ソーシャルディスタンス時代のコンサートはチケット代収入が激減します。(MCS Young Artists ブログ)


それにしても、こういう取り組み(ストリーミング配信)は本当にありがたいと思う。普通なら、チェコでのコンサートなど聴きに行けない身としては、ネット経由とはいえ、最新の(場合によってはリアルタイムの)演奏が聴けるのだから…(^^)♪

ちなみに、上の動画の音質はかなりいい感じ ♪

これを機会に、「コロナ」が終わったあともこういう取り組みを残してほしいと思う。

ただ、音楽家などの収入を考えると、ネット配信にもコンサートごとに課金するような仕組みが必要になるのかも知れない。YouTube とかの「有料会員」制度ではなく、聴きたい演奏やコンサート単位に少額課金するようなシステムになるといいな ♪ と思う。


とりあえず、このコンサート楽しめました…(^^)。ありがとうございました ♪



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