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2020年5月13日水曜日

6月24日エマールさんのリサイタルやるのだろうか?

ピアノ関連のニュースをチェックしていて、ピエール=ロラン・エマールさんの記事を見つけた。リサイタルとは書いてあるが、今のご時世なのでライヴ録音の CD でも出たのかな?と思って読んでいたら…6月24日のリサイタルに関する記事!?

✏️ピエール=ロラン・エマール(Pierre-Laurent Aimard)〈ベートーヴェン × メシアン〉偉大な作曲家の大曲からピアノの魅力を再発見するリサイタル(Mikiki)




リサイタルはベートーヴェンの《ハンマークラヴィーア》とメシアンの《鳥のカタログ》から「ヨーロッパヨシキリ」という魅力的な組合せで、いつもなら喜んでオペラシティに行きたいところだが…。やはり新型コロナは気になるので…(^^;)。

現時点では、東京オペラシティのサイトにも中止や延期の告知は見当たらない。

✏️ピエール=ロラン・エマール「ベートーヴェン×メシアン」


宣伝記事が出るくらいだから、チケットも当然売っている。試しに購入サイトで座席を確認してみると、一番前のブロックのS席にもまだ空き(↓)はあるものの販売中だ…。

でも、ほとんど売れているので "social distancing" で座席を空けるみたいなことはやっていないようだ。




ちなみに最初に読んだ Mikiki の記事であるが、こういう解説記事としては久しぶりに納得の内容だった。少し長いが、気に入ったので引用させて戴く(太字は私がつけた)。

聴き手を圧倒する超絶技巧をもったピアニストが増える中でエマールさんは特別だということを、分かりやすく解説してくれている。


「ピエール=ロラン・エマールは、作品に込められた精神と美しさを最大限にできる引き出すことができるピアニストとして常に強い存在感を示してきた。どんなに複雑な作品であろうと、楽曲の輪郭、色彩、情景を美しく届けてくれる。研ぎ澄まされた技巧と輝かしさと柔らかさの絶妙なバランスのとれたタッチによって実現されるこの演奏は、あまりにも圧倒的でありながらも、楽譜に書かれたすべてを音へと昇華させることだけに捧げられているために、まったく押しつけがましくなく聴き手へと届く。濃淡、明暗、緩急と様々なコントラストを巧みにコントロールしながら展開する演奏は、音量の幅も広いために、深い奥行きも感じさせる」


この記事を書いたのは長井進之介という音楽ライター。ピアニストでもあるそうなので、エマールさんの演奏を的確に描写することができるのだろう。

調べているうちに、以前読んだ『幻の国産ピアノ“オオハシ"を求めて OHHASHI いい音をいつまでも』という本の著者であることも分かった。

《OHHASHI ピアノの物語 ♪「幻の国産ピアノ」》


…というか、読んだ本の著者名くらい覚えておきたいものだが…(^^;)。


それにしても、6月のエマールさんの公演、どうなるんだろう…。オペラシティのカレンダーを見ると、5月はすべて中止か延期、6月も半分くらいは中止・延期になっている。

中止にならない方がいいとは思うが、ファンの一人としては、エマールさんが日本で感染して…みたいなことになるのも困る…と思う。

まぁ、チケットを買っている訳ではないので何も言えないが…😓



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