ページ

2020年5月20日水曜日

ショパン国際ピアノコンクール2021スケジュールなど

2021年に延期された第18回ショパン国際ピアノコンクールの詳細については、5月18日にプレス向けブリーフィングで発表された。下記はその様子。

ポーランド語での説明のあと通訳(右端の人)が英語で話すというスタイルで、1時間半近い動画なので見る気もせず、活字になるのを待っていたのだが、記事はまだ出てない。

※追記:5月21日に、公式FBページにブリーフィングの日本語要約が掲載されました。
https://www.facebook.com/203341180128399/photos/a.203876373408213/921232438339266/




公式サイトの概略スケジュール(↓)は書き直されていて、予備予選(Preliminary Round)は 4月に戻っている。それ以外の変更は今のところ見当たらない。

8-19 April 2021 - Preliminary Round

2 October 2021- The inaugural concert
3-7 October 2021 - I stage
9-12 October 2021 - II stage
14-16 October 2021 - III stage
17 October 2021 - Ceremonies connected with the celebration of the 172nd anniversary of the death of Fryderyk Chopin
18-20 October 2021 - Final
21-23 October 2021 - Concerts of the laureates


※追記(5/21 FBページ要約から)


  • 第18回ショパンコンクールの審査員の構成に変更はありません。
  • 場所の変更はありません。コンクールはワルシャワ国立フィルハーモニーで行われます。
  • 出場資格のあるピアニストのリストに変更はありません: 2020年時点の出場資格が有効となります。
  • 第18回ショパンコンクールに新規参加者の追加受入れはありません。
  • コンクール予備予選は2021年4月8日~19日の日程で形式変更なしで行われます。(国立フィルハーモニーの室内楽ホールで世界中から集まった160人以上のピアニストの演奏を生で聴くこととなります。)
  • 第19回ショパンコンクールは2025年に行われます。



今回の 1年延期によって次の第19回コンクールはどうなるのか(2025年 or 2026年?)というのがちょっと気になったので、ブリーフィングの動画をざっと探してみた。

どうも、次は元に戻して 2025年開催ということになるようだ。私の英語ヒアリングが正しければ…(^^;)。

下記動画の 1:15:08 あたりから英語通訳が説明しているので、興味がある方はどうぞ。

🎦Press briefing and video chat with the organisers of the 18th Chopin Competition


ちなみに、毎年(今年は 8月15日〜9月1日)行われている "Chopin And His Europe"(ショパンと彼のヨーロッパ)音楽祭は、オンラインでのストリーミングなどを検討中のようで、中止にはしないようだ(↓)。

✏️The Festival ‘Chopin and his Europe’ and the pandemic


可能な範囲で現地ワルシャワでのコンサートも模索しているようだが、まぁ予断は許さない…という状況だ。6月15日になんらかの発表があることになっている。

これまではワルシャワに行かないと楽しめなかった音楽祭が、初めてオンラインで観れる(聴ける)ようになるという点では、ありがたいという側面もあるのだけれど…。


おまけ。ショパン国際ピアノコンクールの公式サイトを見ていて、面白いものを発見した。第1回(1927年)から第17回(2015年)までの記録?(↓)である。

各回のポスターらしきものが並んでいて、それをクリックすると審査員や入賞者などを見ることができるミニサイトのようなところへとぶ。

✏️Previous editions



例えば、第7回(1965年)の Winners を見るとこんな写真(↓)が並んでいる。アルゲリッチの写真が新しいので、このコンテンツは最近作ったものかも知れない。




【関連記事】
《Chopin2020》

《ショパン国際ピアノコンクール 2021年に延期!》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント:

コメントを投稿