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2019年10月10日木曜日

次の曲はディアベリ変奏曲に決めた ♪

10日間ほど、次のピアノ練習曲を何にしようかとあれこれ悩んでいたのだが、今日それがやっと決まった 。ベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」である ♪

と言っても、テーマと33の変奏曲からなる大曲。時間にして50分以上かかる。なので、その34曲のうち、私が弾けそうな曲を何曲か選んで練習してみよう…というわけ…(^^)♪




少し前の記事《ピアノの練習、次の曲選びで新たな悩み…?》に、今の気分としては、感情を込めて弾くロマン派的な曲ではなく、「楽譜に書いてある音符を順番に押さえていくだけで、そこに音響の面白さが立ち上がる」ような曲が弾きたいと書いた。

「ディアベリ変奏曲」がそれに当たるかどうかはよく分からないが、何となくそれに近い作品であるような気もしている…。

今回「ディアベリ」に決めたきっかけは…。ある場所まで歩いて行く必要があって、歩きながら聴く曲として、私のスマホに入っている曲の中からアンデルシェフスキの弾く「ディアベリ」を選んだこと…だった。


歩きながら聴いているうちに、何となく「これ、いい感じだなぁ ♪」「今の気分にあっている ♪」と思ってきた。

ただ、私にとっては難しい曲なので、自分が練習する候補としては、これまで考えたことはなかった。

で、聴きながら思いついたのが「ディアベリ・セレクション」…(^^)♪ テーマは外せないとして、あとは好きな変奏曲の中から弾けそうな曲を何曲かセレクトすれば?という案。

音大生とかだとそんなやり方は許されないだろうし、ベートーヴェンに失礼だとは思うが、素人の独学ピアノではこれは許容範囲だろう…(^^;)。


ところが、実際に選曲?を始めてみると、どの変奏曲を選ぶかは結構難しい問題であることが分かってきた。

「セレクション」だとしても、続けて弾いた時にそれなりに「格好がつく」ことも必要な気がしてきたのだ。この作品の特徴の一つがダイナミクスの変化(曲の中でも全体でも)だと思う。それが、抜粋することによってバランスが悪くなるのでは?という心配。

もう一つは、「格好をつける」ために終曲(33番の変奏曲)は外したくないのだが、どうも私の実力では弾けそうもないのだ…。


…という感じで、まだ最終的な「選曲」は終わっていないのだが、とりあえずテーマと第1変奏を練習しながら、他の曲も選ぶようにしようかと思っている。あと 3曲くらいはやりたいかな?…というのが今の感触。

今日から本格スタート ♪


ところで、この曲のお手本であるが、この曲が好きになったきっかけでもあるアンデルシェフスキの演奏にしたいと思っている。

実は、2015年に内田光子さんのリサイタルで聴いて、これも素晴らしい演奏だったのだが、その時の録音は残念ながら残ってないのでお手本にはできない。

もう一つ実は、2016年の初めには、チョ・ソンジンの師匠であるローラン・カバッソさんのリサイタルでも聴いていて、その美しいピアノの音響もとても良かったのだが…。

まぁ、YouTube や Spotify で聴ける音源(他のピアニストの演奏)も少し聴いてみたいと思っている。



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