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2018年12月16日日曜日

「未来に受け継ぐピアノ音楽の実験」♪

2019年のピアノカレンダーを更新するために、演奏会のスケジュールをパラパラ見ていたら、ずいぶん長い(説明込みの)タイトルの催し(ワークショップ)を見つけた。

「未来に受け継ぐピアノ音楽の実験」という何だか興味をそそるタイトルだ。

✏️未来に受け継ぐ ピアノ音楽の実験 第1期ワークショップ(全6回) 第4回 ジョン・ケージ/プリパレーション 2 その他の拡張された奏法例<1つの曲に対して、異なった複数のプリパレーションを試演。さらにケージのその他の特殊奏法の試演を行う。>



関連する情報を探してみたら次の二つが見つかった。一つ目はこういう活動を推進・助成する側「アーツカウンシル東京」のもの、二つ目は実際に活動を行う「門天」というグループ?のもの。

✏️未来に受け継ぐピアノ音楽の実験(アーツカウンシル東京)
(平成30年度 東京芸術文化創造発信助成 [長期助成プログラム])

✏️未来に受け継ぐピアノ音楽の実験【総合ページ】(門天)


ワークショップへの参加を呼びかける動画も YouTube にアップされている。




このプロジェクトは、2018年から2020年まで、

(ピアノの)『特殊奏法問題』について、音楽家、研究者、ホール運営者が一つのテーブルに集い、3年間をかけて『ワークショップ、演奏会、作品委嘱』『特殊奏法を用いるピアノ作品のリサーチ』『ホールの現状調査、ピアノ管理指標提言』等を行い、合わせてシンポジウムでの発信、資料のアーカイヴ化

…を行うというもの。何だか難しそうだが、素人なりに理解したのは次のようなこと。

ジョン・ケージとかヘンリー・カウエルとかが内部奏法など、ピアノの「特殊奏法」を始めてからほぼ1世紀が経つが、なかなか広まっていない。その主な原因は2つある。

一つには、特殊奏法を含むピアノ作品に対する理解が得られていない。

ピアノを管理するホール側の理解が得られていない。つまり、ピアノを痛める可能性があることから、特殊奏法を禁止しているホールが多い現状がある。

こういった状況を考えるためのプロジェクトがこれ…なのかな…?


現代音楽とかピアノの特殊奏法にも「素人レベル」ではあるが、興味があるので、ちょっと覗いてみたいとも思うが…やや敷居が高いような気もする。

ネット上でワークショップの様子を公開するとか、特殊奏法のことを具体的に紹介するとか、特殊奏法を使った優れたピアノ作品の演奏を公開するとか、そういったことをして頂けるとありがたいのだが…。



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