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2018年12月1日土曜日

▼椅子を少し下げて視野を広げたら弾きやすくなった ♪

今年もあっという間に12月になってしまった。この調子で行くと今やっているセザール・フランクの「プレリュード」(Op.18より)が今年最後の曲になるのかな?

練習を始めてから1ヶ月、やっと暗譜ができたものの、なかなか弾けるようにならない。最初に感じていた印象よりも難易度は高いのかもしれない…。

前回「暗譜できない」代表例としてあげたここ(↓)も、頭では覚えたのだが、指がなかなか覚えてくれない。しばらくは「難所攻略」に四苦八苦する日々か…(^^;)?



上の箇所は、前回の現状報告記事に書いたように、二つに分解して考えられるが、その考え方は音符を覚えるのには役に立っても、それで弾けるようにはならない。

なので、弾くときはまとめて指で覚えるしかない。覚えてしまえば弾くこと自体はそれほど難しくない。…が、現時点ではまだ「迷い指」状態だ…(^^;)。


そのほか数カ所で苦労しているが、とくに中間部に「難所」が2ヶ所ある。

一つは下記の1小節目。少しだけなのだが跳躍する和音がなかなかつかめない。ちょっと早めに移動して準備することでかなりマシになってきたが…まだまだ…。


もう一つが次の箇所。この部分を難しくしているのは、左手と右手が少し離れていることと、左手で弾く内声(シ-ラ-#ソ)の動きだと思われる。

それと、小さな音でこの和音をきれいに響かせるためのペダリングもなかなかうまく行っていない。モコモコと濁りがちだ…。



この二つの「難所」は、たぶん繰り返し練習で慣れるしかないのだろう…。


ただ、一つだけ気づいたことがある。それは、私の場合、どうも鍵盤に体が近づきすぎるクセがあるようだということ。そのため視野が狭くなって、余計に弾きにくくなっているようなのだ。

この曲は原曲がオルガンのために書かれているので、低音部が多く、結果として右手と左手とがかなり離れることが頻繁にある。跳躍する和音なども多い。

それで、少し椅子を後ろに下げて、鍵盤を見渡しやすくするようにしてみた。すると、左右が同時に意識できて少し弾きやすくなったような気がしている。

ただ、鍵盤から離れるとなんとなくではあるが不安感みたいたものを感じる…(^^;)。


思い出したのが、『からだで変わるピアノ』(宇治田かおる著)という本に書いてあった「腕は前に出す(思ったより前に)」「腕は前に出し続ける」といったこと。

これが、私の場合、できていなかったというわけだ。姿勢も悪くなっていたと思われる。なので、改めて悪いクセを直して「腕を前に出し続ける」練習をしている。

というか、少し椅子を後ろにすることで、いやおうなしに腕は少し前に出ることになる。視野が広くなって弾きやすくなったように感じているので、しばらくはこの弾き方に慣れることと、難所の攻略を合わせて練習しようと思っている ♪



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