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2018年9月21日金曜日

J.S.Bach 全作品 280時間 13.5kg 222枚のCDで発売 ♪

ドイツグラモフォンとデッカから、最大規模のJ.S.バッハ全集が発売されるらしい。バッハの生誕 333年を記念して、ネーミングも "Bach333"。10月26日発売。

280時間の演奏が録音された 222枚のCD に 2冊の本やDVDや色々ついて、総重量 13.5kg!重けりゃいいというものでもないが、内容も充実したものになっているようだ。

✏️BACH333(公式サイト)




2016年にモーツァルトの同じような全集(↓)が出て、「5週間で125万枚売れた」なんてニュースになったことがあるが、このとき「最も重い 12kg、200枚の CD」がバッハによってその記録?が塗り替えられたわけだ…(^^;)?

《"Mozart 255":最も重いCD全集、5週間で125万枚売れる!》

The New Complete Edition: Mozart 225 (German Version)




まぁ、重さや CD枚数はいいとして、この "Bach333" なかなか充実したもののようだ。



BACH333(公式サイト)の冒頭の売り文句がコレ(↓)。

"32 Labels, 222CDs, 750+ Performers & Ensembles, 280 Hours of Music, 10 Hours of New Recordings including 7 World Premieres, 2 luxury hardback books, advance presentation of BWV3 Catalogue, plus digital product suite"

協力したレーベル数が32、演奏家/団体は750以上、7つの世界初演を含む10時間の新録音、そして2019年か2020年に発行予定の "BWV3 Catalogue" など…。

各レーベルに加えて Leipzig Bach Archive の学者チームも協力している。

2冊の本は "LIFE" と "MUSIC"。DVD は Sir John Eliot Gardiner による 90分の BBCフィルム "Bach: A Passionate Life" である。


ピアノ関連で言うと、すべての鍵盤楽器作品の現代ピアノによる演奏(ピアニストは "András Schiff, Murray Perahia, Angela Hewitt, Martha Argerich, Alfred Brendel" など)に加えて、90年に及ぶバッハの歴史的演奏も含まれている。例えば、 "Edwin Fischer to Glenn Gould"、"Wanda Landowska to Zuzana Růžičková" といったところ。


また、"Bach Interactive" や "Bach after Bach"  など 16枚の CD では、バッハが他の作曲家や作品に与えた影響が分かるようになっている。モーツァルトやベートーヴェンから現代作曲家のアルヴォ・ペルトやクルターグ・ジェルジュまで含まれる。さらには、ジャズ音楽(Stéphane Grappelli, Stan Getz, Jacques Loussier, Bill Evans など)も。


アマゾンではこの "Bach333" の予約販売がすでに始まっている。7万円近くするので、まぁ個人ではとても買えないが、例えば公共の図書館などで購入して、バラで貸し出して欲しいものだ…(^^)♪



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