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2016年6月21日火曜日

近況:ブラームス間奏曲Op.117-1中間部苦戦中

ブラームスの間奏曲 op.117-1 の練習を始めて、はや3週間。月日の経つのは本当に速いものだ。

この曲は、私にとって「チャレンジ」であるので、少なくとも1カ月半(もしかすると2カ月)はかかると思って始めているので、まだ中間地点くらいである。


おおまかな状況は…。三部形式 ABA' のそれぞれで進め方を変えているので、個別に進み具合を見てみる。

《私のピアノ練習手順:1曲を仕上げる?まで》に書いた4つの段階(1. 譜読み→2. 暗譜→3. 部分練習→4. 通し練習)で見てみると、

A → 暗譜を完了して「3. 部分練習」中
B →「1. 譜読み」中
A' → 譜読みを完了して「2. 暗譜」中

…といった感じで、これはほぼ想定内。


A のところは、いつも引っかかる場所が数か所あるので、そこをクリアできれば次の「4. 通し練習」段階に入ることができる。曲全体の1/3の「通し」ではあるが…。

B 部分は、最初から覚悟を決めてじっくり取り組もうと思っていたところ。予想どおり時間がかかっている。

最初の2(〜4)小節を指に覚えさせる反復練習に集中するという作戦は、今のところうまく行っている。このパターンが少しは手に馴染んできて、1週間前の「迷い箸」状態からほぼ脱却しつつある。

A' 部分は、A との共通部分が意外と少ない(変奏されている)ので、思ったよりは苦戦している。


A' の中でとくに手こずっているのが、下の楽譜の2小節目。左右の手のリズムがなかなか合わず、かつなぜか覚えられない…。しかも、左手アルペジオがたくさん…。「難所」認定になりそうな予感。



そして今、力を入れているのが、中間部 B の譜読み。

この部分の基本パターン(下記楽譜の2小節目)は、何とか弾けそうなところまで来たのだが、同じパターンでも音(和音)のヴァリエーションがたくさんあって苦労している。


もう一つが、下記楽譜の1小節目のパターン。これがまた、オクターブを含む和音+旋律になっていて、指が痛くなる原因になっている。それと、最初の和音がスッと押さえられない。


《ピアノを弾く手を作る:指を広げる体操 ♪》で書いたような、指の体操を考えたりして、なんとか脱力してラクに押さえられるようになることを目指して、日夜(夕方1時間の練習+夜のお風呂の中での体操)頑張っているところ…。


全体としては、難しいのは確かだが、今のところ、それを少しずつクリアしていく楽しみの方が大きい。好みの曲なので、飽きるということもない。

音楽として、もう少し曲らしくしていく過程で、おそらく中間(B)部分で苦労するとは思うが、それはもう少し先のこと。

とりあえず、次回の近況報告で、各パート、1段階ずつ前進していることを報告できるようにしたい。



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《近況:ブラームス間奏曲Op.117-1、悲喜交交》


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