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2016年6月6日月曜日

近況:ブラームスの間奏曲 出だし順調 ♪?

ブラームスの間奏曲 op.117-1 の譜読みを始めて、昨日で4日。難易度の高い曲のわりには出だし順調である(たぶん…)。

指使いを決める作業もほぼ終わったし、三部形式 ABA' の A 部分については、なんとか弾けそうな手応えを少しだけ感じることもできた。なによりも、聴いていたときよりもいい曲に思えてきた。


指使いにあまり苦労しなかったのは、おそらく、選択肢があまりないからかもしれない。とくに最初の部分の右手、1と5の指でオクターブを押さえると、その内声を234のどの指で弾くかはほぼ決まってしまう。たとえ、ギリギリでしか届かないとしても置き換える指はない…。

もう一つ、ちょっと上達した(知恵がついた)かな?と思ったのは、手首を斜めに構えて押さえやすくするとか、鍵盤の奥行き方向の押さえる位置を変えてラクなポジションを見つけるとかが、わりと自然にできるようになってきた(かもしれない)。


練習の順番も、おぼろげながらイメージができつつある。三部形式 ABA' なので、まず A、次に A' 。

A 部分の冒頭



シューマンのときになかなか暗譜出来なかったので、A 部分については、最初から暗譜するつもりでやろうと思っている。


A' 部分の冒頭



この冒頭部分さえ何とかなれば、あとは A 部分と似ているところも多いので、まずはこの1段目の集中練習から始めるつもり。旋律を右手から左手につなぎながら、右手の和音を軽くきれいに…。


B 部分の冒頭



ここは難しいことは分かっているので、欲張らずに、まずは最初の2小節だけを繰り返し練習して、このパターン(リズムと左右の関係)を体で覚えようと思っている。

難所と言えばそうなのだが、今回はあえて難所を(最初は)決めずに始めることにした。これも、シューマンのときに、難しそうに見える場所と、実際に難しくていつまでも引っかかる場所が、かなり違っていた、という反省を踏まえて…。


…ということで、ここまでの感触は悪くないが、たぶん進むにつれてたくさんの壁が出てくると予想される。その壁があまり高くないことを祈りながら、当面は気持ちよく練習したいと思っている。



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