少し前から、名前を知らないピアニストが話題になったりしているのが気になっている。
例えば、「３大ピアノ変奏曲」？のCD『変奏曲の世界(バッハ、ベートーヴェン、ジェフスキ)』で話題になったイゴール・レヴィット。
もともと好きなゴルトベルク変奏曲、内田光子さんとローラン・カバッソさんの演奏会で急に好きになったディアベッリ変奏曲。
この２曲は知っていたのだが、フレデリック・ジェフスキーという作曲家も「不屈の民変奏曲」というのも初めて聞く名前だった。そして、ピアニストのイゴール・レヴィットという名前も知らなかった。
その後、ねもねも舎の『世界のピアノニュース』を愛読するようになり、知らないピアニストの名前は一気に増えた。最近の例で言えば、
…など。ちなみに、イゴール・レヴィット（が録音に使ったスタジオ）の記事もある。
去年は、あまりにピアニストを知らないので、ちょっと頑張って「お気に入り」ピアニスト探しをやった。
また、５つの国際ピアノコンクールを聴いて、たくさんの若手ピアニストの名前を覚えた。
で、少し「分かった」ような気になっていた…のだが、それはとんでもない勘違いだった…(^^;)。世の中には、まだまだ素晴らしいピアニストが隠れていそうだ。（隠れているわけじゃなく、私の無知ですが…）
そして、最近立て続けに読んだ「音楽の友」１月号（特集：世界の名ピアニストたちの挑戦）と２月号（特集：コンサート・ベストテン2015）で、たくさんのピアニストの名前に遭遇した。名前は知っていても、ほとんど聴いたことのない大物もけっこういる。コンサート・ベスト10に入ったヴィルサラーゼとかブロンフマンとか…。
それで、しばらくぶりに「お気に入り」ピアニスト探しを始めようと決めた。ただし、今回は前もって一覧表を作るようなしんどいことはやめて、「遭遇」ベースで気になったピアニストを片っ端聴くことにする。
とはいえ、記録（ログ）は残したいので、まとめ記事のようなものを作って、そこに追加していくことにしようかと、今の時点では考えている…。（さてさて、どうなることやら…）
→ [ピアニスト探索 2016] （3/9追記：まとめ記事）
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