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2015年12月15日火曜日

2015年練習振り返り2:10曲以上のピアノ曲練習

今年のピアノライフ(My Piano Life)振り返りその2。4つの目標(↓)のうち「2. ピアノ練習曲:10曲以上」について。


 1. ピアノの上達:スピードアップなど
 2. ピアノ練習曲:10曲以上+レパートリー化
 3. ピアノ曲鑑賞:有名曲を一通り聴く
 4. 音楽イベント:コンサート、新体験


今年は、弾きたい曲を少しでも多く弾いてみたいと思って、年間10曲以上を目標としていた。昨年が8曲(部分的なものも含む)だったので、少し増やしてみた。

もう一つ、3曲くらい「レパートリー化」ができないかと思っていた。つまり、いつでも弾ける状態の曲を3曲くらい持っていたい、という願望である。


(評価が)簡単な方から振り返ってみると、まず「レパートリー化」は完全な失敗である。次の曲に移ってから、前の曲をときどき弾くとか、指慣らしを兼ねて練習の最初に1回弾くとか、試みはしてみたものの、なかなか自分の中に定着しないのだ。

レパートリー化については、どうすれば出来るのか、いずれ考えてみたいと思っている。


で、練習曲10曲の方だが、曲数としては今練習しているシューベルトがちょうど10曲目なので、一応達成したと言っていいだろう。「一応」とつけたのは、仕上がりのレベルでいうと少し不満が残ったからだ。

その10曲を新しい方から並べてみると…。

[10] シューベルト:「3つのピアノ曲」D946から第2番
 期間:2015/11/20~12/30(予定)(仕上がり:?)
 難易度:18/28

[9] シューベルト:即興曲 Op.142-2
 期間:2015/10/21~11/20(仕上がり:B)
 難易度:14/28

[8] J.S.バッハ:フランス組曲 第4番 変ホ長調 BWV815 から
  Allemande
 期間:2015/09/09~10/19(仕上がり:B+)
 難易度:15/28

[7] スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380
 期間:2015/08/09~09/03(仕上がり:B)
 難易度:15/28

[6] モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 K.282 第1楽章
 期間:2015/07/09~08/08(仕上がり:B)
 難易度:17/28

[5] ドビュッシー:「ピアノのために」より〈サラバンド〉
 期間:2015/06/01~07/07(仕上がり:C)
 難易度:18/28

[4] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90 第2楽章
 期間:2015/04/01~05/30(仕上がり:C)
 難易度:23/28

[3] J.S.バッハ:フランス組曲 第2番 ハ短調 BWV813 から
  Allemande、Courante、Menuet
 期間:2015/02/21~03/30(仕上がり:B)
 難易度:15/28

[2] セヴラック:ポンパドゥール夫人へのスタンス
 期間:2015/01/05~02/14(仕上がり:C)
 メモ:初めてのセヴラック(フランス)、装飾音符の練習
 難易度:18/28

[1] シベリウス:「13の小品」から《エチュード》Op.76-2
 期間:2015/01/01~01/31(仕上がり:B)
 難易度:不明


音楽史4期区分で言うと、

  • バロック:バッハ2曲とスカルラッティ
  • 古典:モーツァルトとベートーヴェン
  • ロマン:シューベルト2曲とシベリウス
  • 近現代:ドビュッシーとセヴラック

と、なんとなくバランスが取れている?


初めて取り組んだ作曲家は、シベリウス、セヴラック、スカルラッティ、シューベルト。シューベルトは、去年「即興曲」Op.142-3 のテーマだけやっているので、厳密には初めてではないが、まともに取り組んだのは初めて。

難易度では、「不明」のシベリウスを直感で仮に15とすると、

 23:1曲(ベートーヴェン)
 18:3曲
 17:1曲
 15:4曲
 14:1曲(シューベルト)

こういう分布になる。自己申告の実力レベルが15くらいだと思っているので、全体的にはやや無理をしたかなという感じ。その結果、仕上がりレベルで「C」(不満が残る)となってしまったのが3曲ある。

なお、難易度については《難易度別ピアノ曲(中級)》などを参照されたい。


全体として、この目標「2. ピアノ練習曲:10曲以上」については合格としたい。レパートリー化については、そもそも無理だったんだろうということで…。ちょっと甘いが、まぁいいか…(^^;)。


で、来年どうするかはちょっと悩ましいところだ。本当は1カ月に1曲、つまり12曲くらいやりたいのだが…。でも、レベルも上げたい(上達したい)。

昨日の記事《2015年練習振り返り1:ピアノの上達》にも書いたが、来年は、28段階の難易度で16か17を目指すことにして、しかも最終目標(最後に練習する曲)は難易度18の曲にしようか、というやや無謀なことを考え始めている。

まだやったことのない作曲家(例えばロシアもの)とか、現代曲(難易度を無視すればカプースチンとか)などもやってみたいと思っているし、長年(といっても3年)の課題であるフーガ(バッハの平均律とか)も、そろそろ克服しなくちゃ、という気持ちもある。

年末までまだ少しあるので、ゆっくり考えてみるとしよう…♪



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