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2015年8月10日月曜日

近況:モーツァルトからスカルラッティへ ♪

8月8日に、モーツァルトのピアノ・ソナタ第4番の第1楽章を終わり、昨日からスカルラッティのソナタ K.380の練習にとりかかった。


モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第4番 第1楽章

今回は、わりと選曲がよかったと思う。今の自分の実力にちょうどいい、というかちょっとだけ難しいレベルという感じであった。曲自体も好きなタイプだったので飽きることもなかった。

なので、ある程度弾けるようになってから1週間くらいは、音色を試してみたり、弾き方を変えてみたりする余裕があった。これはけっこう楽しかった。トリルも少し滑らかになったかもしれない。


結果としては、自己満足レベルには達したかなと思っている。が、録音してみると、その自己満足も少し色あせてしまう…のが現実である。反省点はいくつもあるのだが、主なものをあげてみると…。

①通して弾けるようにはなったがミスが多い
②テンポがまだ遅い(弾いている感覚と合わない)
③強弱が意図したほどついていない
④左手の音が大きくてバランスが悪い


①〜③は、あと1週間くらい努力してみようと思う。次の曲を始めてからも、1回だけ通しで弾いて録音することを続けるつもりである。テンポは、9分台が8分台まで来たので、7分台まであと一息?

④は、以前から気がついてはいたが、左手の音が右手の旋律を邪魔しているので、なんとかしたいと思う。基本的な課題なので、意識した練習を取り入れたいと思っている。練習方法はまだ考えていないが、とりあえずは、曲の中でやってみようと思う。


スカルラッティ:ソナタ K.380

この曲は、けっきょく3〜4日で決めてしまった。

今回は気分的に、これがやりたい!という曲もなく、何となくあれこれ当たっているうちに、ルカ君(チャイコン4位のルカ・ドゥバルグ)が好きな作曲家の一人だというスカルラッティを見てみることにした。


シューベルトの曲も考えた。のだが、何となく和音が密集していて甘く歌うロマン派は、暑い夏には合わないような気がしたので、スカルラッティあたりも悪くないかも、とも思ったのだ。

ところが、手元に楽譜もなく、そもそもスカルラッティといっても思い当たる曲もなく、とりあえずPTNAピアノ曲事典を見てみた。すると、なんとソナタが555曲もある!その他にはトッカータが2曲だけ。

これじゃ選べない!ということで、前回の記事に書いたように、トロント王立音楽院(RCM)のレパートリー一覧表を参考に探してみた。

その結果、最後に選んだのが K.380 ということになった。


選定理由は、聴いみて、躍動感があっていい曲だと思ったことと、なんとなくチェンバロらしさ(スカルラッティらしさ?)を感じだこと。それと、弾いてみて、これなら何とかなりそうと思ったのと、苦手なパターンの練習になるかなと思ったこと。

苦手パターンとは、スタカート的な歯切れの良さやリズム感(躍動感)である。今年の目標(克服すべき課題)の一つでもある。右手・左手のバランス(モーツァルトでの課題④)の練習にもよさそうである。


…ということで、とりあえずの譜読みは順調な滑り出しである ♪



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