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2024年10月12日土曜日

アレクサンドル・カントロフの新譜はブラームスとシューベルト ♪

アレクサンドル・カントロフ(Alexandre Kantorow、仏、1997 - )の新しいアルバムが 11月 1日に発売される。YouTube に 4トラックほど先行配信されていたので聴いてみた。


💿Alexandre Kantorow Plays Brahms & Schubert




アルバムの内容は下記。2023年の録音。

  1. ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1
  2. シューベルト(リスト編):歌曲集
    1. 12の歌 S.558より第11曲「さすらい人」
    2. ミュラー歌曲集 S.565より第2曲「水車屋と小川」
    3. 12の歌 S.558より第7曲「春の想い」
    4. 白鳥の歌 S.560より第1曲「町」
    5. 白鳥の歌 S.560より第4曲「海辺にて」
  3. シューベルト:さすらい人幻想曲 ハ長調 D 760


YouTube にはアルバム(↓)があるが、現時点で聴けるのはブラームスのソナタの第3楽章と「さすらい人幻想曲」の第2楽章と歌曲(ピアノ編曲)2曲のみ。

♪ Alexandre Kantorow plays Brahms and Schubert:アルバム


一通り聴いてみた。ピアノの音も技術もさすがカントロフ…という感じで、充実した響きでかっちりとした演奏になっているようだ。

今、シューベルトのピアノソナタを順番に聴いていて、「さすらい人幻想曲」も聴くつもりにしていたので、全曲聴けるようになるのが楽しみだ ♪


ところで、Tower Records の紹介記事に、「パリオリンピック2024 開会式における演奏でも話題となったアレクサンドル・カントロフ」などと書かれていた。

…のだが、「話題となった」はホントだろうか?当時の記事を見ても、レディー・ガガ、セリーヌ・ディオンという名前はあっても、カントロフの名前はそれほど登場しない。

むしろ、ピアノが粗末に扱われ(踏みつけられ、燃やされ…)、私のようなピアノ愛好家からすると、とんでもなく酷い開会式だった…という印象しか残っていない。

雨の中で演奏するカントロフもびしょ濡れのピアノも気の毒だった。カントロフの紹介にパリ五輪の開会式を持ち出すのはやめた方がいい…と個人的には思う。



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