ページ

2022年2月27日日曜日

ピアノ:スケールのテンポを上げる練習方法

今年は、基礎練習が苦手な私にしては珍しく、スケール(音階)の練習をしている。毎月一つの長調とその平行短調(和声的短音階と旋律的短音階)をセットでやる計画。

リズム変奏も取り入れて、それなりに練習できているのだが、欲を言えばもう少しテンポを上げたい。そのための練習方法を探したが見つからないので、自分で少し考えてみた。




リズム変奏で今やっているのが「付点8分音符+16分音符3個」とその逆パターンなのだが、これを速く弾くと「16分音符3個」のところのテンポがかなり上がる。

これをヒントにして考えたのが次のような方法。

音階を 3音、4音、5音などに区切る。上図の赤い線は 5音ずつ区切ったもの。

そして、その単位でできるだけ速く弾いて一旦止まる(最後の音を押さえたまま)。それを繰り返すのだが、止まる時間をだんだん短くしていく。

最後は連続して弾くのだが、区切り自体は意識したままで…。


この「区切りを意識したまま」弾くのが、意外と難しかったりする。

通常は、たぶんオクターブ単位の意識で、さらには「4+3」または「3+4」の意識で弾いているような気がする。その意識が変わって、オクターブと「区切り」がずれていくと指がもつれたりするのだ。私の場合は…(^^;)。

効果の程はまだ分からないが、しばらく試してみようと思っている。

昨日の記事に書いたように、「テンポを上げると、左右がズレたり、打鍵が等間隔でなくなったり」するので、その辺りが改善できると嬉しいのだが…。



もう一つ、効果を確かめる方法として、今練習しているジョン・ブルの「ファンタジア」の速い箇所(↓ スケール的な動き)が一つの目安(試金石?)になるかも知れない。

ここのテンポももう少し上げたいと思っている。




【関連記事】
《スケール練習のリズムパターン+ Fingering Charts ♪》



  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント:

コメントを投稿