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2021年12月15日水曜日

Bach100: BWV869 平均律 第1巻 第24番 ロ短調:リヒテルとバレンボイムがいい ♪

「J.S.Bachの作品100曲を聴く」《Bach100BWV🎧》プロジェクト、今日は昨日から練習を始めた平均律クラヴィーア曲集第1巻の第24番 ロ短調 BWV869。

音楽鑑賞というより、練習のお手本探しで聴いているので、このプロジェクトの趣旨からすると、ちょっと「寄り道」かも知れない…(^^;)。


BWV869 🎼バッハ(1685-1750)の作品一覧/Wikipedia


お気に入り演奏を見つけるのに意外と時間がかかった。

最初、YouTube で見つけたアンドラーシュ・シフで決まりかな?…と思いながら聴いたのだが、この曲に関してはちょっと私のイメージとは合わなかった…(^^;)。


…で、たぶん 10人くらいの演奏を聴き比べることになった…。


その中で、割といい感じだと思ったのはスヴャトスラフ・リヒテルの演奏。こういう古い演奏を聴き慣れていたのかも知れない。



もう一人、初めて聞く名前だが、ジョアンナ・マグレガー(Joanna McGregor、イギリス、1959-)の演奏も気に入った。

こちらは、プレリュードもいいのだが、メリハリのあるフーガはあまり聴いたことのない感じの演奏で面白かった ♪

英語の Wikipedia によると、ジョアンナクレアマクレガーはすごい人のようだ。

英国のコンサートピアニスト、指揮者、作曲家、フェスティバルキュレーター。彼女は王立音楽アカデミーのピアノの長であり、ロンドン大学の教授でもある。ダーティントンホールのインターナショナルサマースクール&フェスティバルの芸術監督も務めている


それから、Spotify で聴いた中ではバレンボイムの演奏が良かった。

リヒテルなどとはちょっと雰囲気の違う演奏で、ややゆったり目(このテンポはしっくり来る ♪)で、左手もノンレガート気味。あとで、YouTube でも見つけた。


音源は、2004年リリースの CD(↓)のようだ。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集 全曲(5枚組)



あと、オランダバッハ協会の "All of Bach" シリーズにあったのは、チェンバロの演奏。こちらは、また違った雰囲気で、ピアノの練習の参考にはあまりなりそうもない…(^^;)。

弾いてるのはオランダのチェンバロ奏者・オルガン奏者・指揮者、ボブ・ファン・アスペレン(Bob van Asperen、1947-)。



 それから、レオポルド・ストコフスキーが管弦楽に編曲したものがあり、実はこれが私のイメージに一番近かった。どこかで聴いていたのかも知れない。

でも、この雰囲気をピアノで出すのはちょっと無理…(^^;)。

フーガはなくプレリュードだけの編曲。ストコフスキー自身が指揮した音源もあったが、気に入ったのはマティアス・バーメルト(Matthias Bamert、1942-)というスイスの指揮者と BBC Philharmonic の演奏(↓)。


この音源の元は 1993年リリースのこの CD(↓)のようだ。

Stokowski's Symphonic Bach



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