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2020年5月28日木曜日

コロナ時代のホール座席はゆったりと…?

Slipped Disc の記事にこんな写真(↓)が載っていた。ソーシャル・ディスタンスをホールの座席に当てはめるととこうなる…というジョーク?…かと思ったら、本気らしい…。



参照記事:✏️See The New Distanced Concert Hall


当然だが、元々はびっしりと座席が並んでいるホールだ(↓)。




これは、ベルリンにある Berliner Ensemble(ベルリーナ・アンサンブル劇場)の写真。"Berliner Ensemble" は東ドイツ時代に作られた劇団の名前でもあるようだ。

公式サイトを見ると、今はステージのところに大きく "BE at HOME" と書かれた写真が載っている。雰囲気のある立派なホールのようだが、当面の公演スケジュールはない。




Facebook ページの記事(↓)には、来シーズンのホールの様子と書いてあるので、再オープンに向けて、座席も対策を行っている…ということなのだろう。

座席表やチケット販売の制限ではなく、こういう物理的な対応をすると、元に戻す、あるいは少しずつ座席数を増やすのも大変そうだ。まぁ、飛行機のファーストクラスみたいにゆったり感を味わえそうなので、それはそれでいいかも…(^^;)。




おまけ。MCS Young Artists のブログに、台湾のオーケストラがコンサートを再開するに当たって、その座席表が変だ…というのがあったが、色んな工夫が出てきそうだ。

✏️台湾、オーケストラコンサートを再開


ちなみに、この記事には公演再開の状況(条件)がいくつか紹介されているが、なかなか厳しいものがある。

  • 日本では8月から座席の50%まではOKとなる
  • ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールの試算:ソーシャル・ディスタンスを守るには30%まで
  • ベルリン・フィル:9月か10月に再開予定で、演奏家は32-37人前後まで、聴衆は最大400人


満席のホールで、臨場感あふれる生の演奏を堪能できる日はいつ来るのだろう…😥



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