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2019年12月24日火曜日

変奏曲の勉強④:第4変奏、短調の雰囲気を強調する音型?

ベートーヴェンの「6つの変奏曲 WoO.70」を使った変奏曲の勉強、今日は第4変奏。

第4変奏は唯一の短調。ト長調をト短調にするだけなら、つまり調性だけを変えて他はそのままにするのであれば私でもできそうだが、ベートーヴェンがそんなことをするはずもない。旋律が少し遅れて出てくるような音型でより雰囲気のある曲調になっている。




しかも、テーマの旋律の音がそのまま出てこない箇所も一部にある。

上の楽譜の最後から下の楽譜に続くところ、「ソ♭ミレ・レード」となりそうなものだが、「ソ♭ラソ・ファー♭ミ」となっている。

続く 4小節のやや劇的な盛り上がりと相まって、短調のイメージを強調している。




そういえば、一つ前の第3変奏から終止形に「倚音」が使われるようになっている。第3、第4、第5の三つの変奏に使われているのは、何か特別な意図があってのことなのだろう…たぶん…(^^;)。


変奏曲の勉強?を 1つずつやってきて、あと 2曲残っているが、気がつくと今年はあと 1週間しかない。ちょっと急がないと間に合わないかも…。年末恒例の「振り返り」もまだやってないし…(^^;)。


なんだか、今年は気候変動(台風の時期や冬の到来が遅かったり、気温が高めだったり…)に翻弄されて、季節感覚が狂ったような気がする。

いまだに年末の感覚がなく、人から「良いお年を」などと言われて「アレっ?」と思ったり、普通の郵便をポストに入れようとして、危うく「年賀郵便」に入れかけたり…。

そろそろ気持ちを「年末モード」にしないと、大掃除も終わりそうにない…(^^;)。



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