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2019年11月17日日曜日

ロンティボー:三浦くん・務川くん Grand Prix 1位 2位!♪

今朝ちょっと寝坊して、ロンティボーのサイトを見たら思わぬ?結果が出ていた。なんと!三浦くんと務川くんが Grand Prix 1位・2位を独占するという快挙!♪

務川くんの 3位までの入賞は、昨日のコンチェルト(サンサーンス)を聴いて、ほぼ間違いないだろうと思っていたのだが、三浦くんのショパンは、正直に言うと、それほど好みではなかったので、ちょっと意外な驚きではあった…。

公式サイトに写真とかがないので、お遊びで上位 3人の絵(↓)を作ってみた…(^^;)。




三浦謙司という名前は以前からなんとなく知っていて、そこそこ活躍しているピアニストの一人だとは思っていた…。のだが、やや地味なイメージ、上手だけど手堅い感じで、少なくとも私の好みのタイプではない…という感じだった。

それが、今回の審査員団(アルゲリッチ審査員長やマルカンドレ・アムラン 、ユリアンナ・アブデーエヴァなど)に認められたのだから、この「1位」はとても価値があると思われる…。

いま一度、三浦くんの演奏を聴いて、私の「聴く耳」を再確認してみようと思っている。私の好みと審査員の判断が異なるのはいつものことなので、それほど驚きはしないのだが、なにせピアノの「神様」だと思っているアルゲリッチの選択なので…(^^;)。


務川くんの 2位も同じように価値のあるものだと思う。

この審査員団に 2人の日本人の演奏が認められて、チャイコフスキーコンクールでも藤田真央くんが認められて…。なんとなく、日本人ピアニストの存在感が増してきたような気持ちがして、本当に嬉しい…(^^)♪


あと、ファイナル・リサイタルで気に入ったアルメニアの Zhora Sargsyan が 3位に入ったのもちょっと嬉しい。

ラフマニノフのコンチェルト(No.1)をざっと聴いた感じでは、やはりやや荒削りでちょっとミスもあるが、この人の勢いのある音楽の流れは好きだ ♪


ロシアの 15歳、 Alexandra Stychkina は、残念ながら 5位にとどまった。

今、彼女のベートーヴェン(コンチェルト第 1番)を聴いているが、まだまだ「若い演奏」という感じはある。その初々しい感じが嫌いではないが、もう少し深みが欲しいとも言える。でも、将来性を感じさせる素直な演奏だと思う。

あ!…3楽章が始まったが、ちょっと速すぎないか? やや弾き切れていない印象…。


今回のロンティボーは、事前に思っていたより楽しめた。コンテスタントたちに感謝!

ただ、できれば最初からネット配信してほしいと思った。意外と1次審査あたりの演奏が面白かったりするし、入賞者の演奏をあとから聴いてみたい…というのもあるので…。

そういえば、韓国のイ・ヒョクくんが出ていたのに後から気が付いたのだが、セミファイナルにも残れず。どんな演奏をしたのだろう?と気になっても聴けない…(^^;)。


一応、公式サイトの発表をコピペしておく。三浦くんは 3つの特別賞も受賞している。

  1. Kenji MIURA - 1st Grand Prix Marguerite Long - Académie des Beaux-Arts
  2. Keigo MUKAWA - 2nd Grand Prix
  3. Zhora SARGSYAN - 3rd Grand Prix - City of Nîmes
  4. Jean-Baptiste DOULCET - 4th Prize - Competition's Friends
  5. Alexandra STYCHKINA - 5th Prize Albert Roussel
  6. Clément LEFEBVRE - 6th Prize

Special Prizes

Kenji Miura

  • H.R.H Prince of Monaco Prize for the best concerto interpretation
  • Harrison Parrott Prize
  • Warner Classics Prize

Jean-Baptiste Doulcet

  • Public Prize offered by the Rotary Club France



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