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2019年7月8日月曜日

▼ バッハ平均律2巻21番のフーガ:バレンボイムに近づけ!?

J.S.バッハの平均律曲集第2巻から第21番変ロ長調のフーガ(BWV890)、練習を始めて 5週間にしてやっと「暗譜」ができた。…といっても完全ではなく、ときどき頭が「真っ白」になる…(^^;)。楽譜を見ないでも練習できるようになったというレベル…。




最後まで「暗譜」に手こずったのが上の箇所。70小節目から同じ音形で下降していくだけ(数えてみると 6回)なのだが…。たぶん、左手の微妙な音形?が、覚えるのを難しくしていたのではないかと思う。

しかも、この部分は f から p までの少し息の長い dim. があって、イメージ通りには(お手本のバレンボイムの演奏のようには)なかなか弾けない。息が切れてしまう感じ…。


でも、一応「暗譜」ができたので、今は通し練習を中心にやる段階だ。気をつけているのは次の 3点。

  • ①バレンボイムの演奏を真似る
  • ②ラクに弾くこと
  • ③止まらずに通して弾くこと

この中で、①は《プロのピアニストを真似るのも練習方法の一つ?》の記事で「バレンボイムの演奏を真似る」ポイントとしてあげた 6点(↓)のうち 3. の「強弱」と 5. の「際立たせる声部」をまずは真似しようと思っている。

  1. 曲全体の雰囲気・イメージ
  2. 曲全体の構成(盛り上げる場所、最後の収め方等)
  3. 強弱のつけ方
  4. フレージング(難しそう…)
  5. それぞれの箇所で際立たせる声部(できる範囲で…)
  6. タッチ(さすがにこれは無理か…)


②の「ラクに弾くこと」は一言でいえば「脱力」。

「暗譜」しようと一生懸命になっているうちに、いつの間にか力んでしまっていたのだ。とくに、指使いが少し難しい箇所とか、最初にあげた覚えられないところでは力が入っていたようだ。

ある程度弾けるようになってきたので、その力みをなくしてラクに弾けるようにしようと思っている。そうすると音も変わってくると思う。

③の「止まらずに弾く」は私にとっては「永遠の課題」…(^^;)? 避けて通りたいが、そういうわけにもいかない。

この曲は、そんなに長い曲ではない(楽譜で 3ページ、演奏時間で 3〜4分)ので、頑張れば何とかなるのでは?と思っている。まぁ、簡単ではないと思うが…。


ちなみに、「この曲の練習を続けながらもう 1曲始めようかな?」なんて書いた覚えもあるが、今の状態ではとてもそんな余裕はなさそうだ…(^^;)。

この曲に集中して、バレンボイムのお手本にほんのわずかでも近づくことができればいいと思っている。「真似するポイント」もたくさん残っているし…。

さて、自己満足できるレベルに到達するにはあと何週間かかるのか?



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《▼ バッハ平均律2巻21番のフーガ:主声部を際立たせたい ♪》

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