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2019年3月20日水曜日

▼シューベルト D817 ラクな感じでリズム感・空気感を ♪

シューベルト「ハンガリーのメロディー D817」の練習を始めてほぼ 2週間。練習は思ったより順調に進んでいて、いつの間にか暗譜もできていた ♪

で、今回はこのアンドラーシュ・シフのこの演奏(↓)をお手本に、せめて弾く姿・雰囲気だけでも近づければと思っている…(^^;)。

 András Schiff - Schubert - Hungarian Melody in B minor, D 817




演奏そのものは、シフのようにはとても弾けるわけもないのだが、一番真似したいところは、とてもラクに気持ちよく弾いている感じ(脱力感)と、ふわっとした何とも言えないリズム感・空気感である。

全体のそういうイメージというか印象のようなものは、技術のレベルとは違ったところにあるような気もしていて、それは弾けるように頑張る練習とは違う次元で追求しないと得られないのではないか?とも思う。

もちろん、技術の裏付けがないと高いレベルには到達できないとは思うが、下手は下手なりにそれなりの脱力感や空気感は出せるのではないかと思っている。

…というか、出せると信じて練習している…(^^) ♪


いくつかのヒントはあるような気がしている。



例えば、基本的なリズムの「タ・ターン」であるが、最初の32分音符「タ」の前にちょっとしたタメを持たせることで、リズム感に少し余裕と膨らみを持たせられるような気がしている。「ターン」の響きを少し長く楽しむ感じ…?

といって、付点のリズムをあまり鋭くしすぎてもいけないので、そこはタッチの問題とかになるのだろうが、ふわっとしたイメージで弾くのがいいように思う。


それと、上の赤枠で囲んだ「移行部」のような部分が、相変わらず「引っかかる箇所」になっている。とくに2段目の3度の連続するところ。

そのせいで、今は少し大きめの音でしっかり弾く感じになっているが、ここは逆に何気なくサラッと弾きたいところである。

そうすることで、全体がいい感じでつながる(短いフレーズでブチブチ切れない)ようになるのだと思う。


それから、課題にあげていた「ペダル」。これは、シフの演奏(動画)を見ると、かなり細かく踏んでいるので、それを参考にしていろいろ試してみようと思っている。

表拍だけ踏むところ、表拍と裏拍と両方踏むところ、スタッカートでペダルを踏まないところなど、ペダルの使い方も場所によって変える必要がありそうだ。


あと、左手を小さな音で確実に、いい感じの和音で弾くこと。「装飾音符」、装飾音符つきの「7連符」など(↓)、他の課題もクリアする必要がある。リズム感・空気感のためには 7連符はすこしゆったり目に(音楽的に)弾きたい。




…と、クリアすべき課題はたくさん残っているが、この曲気に入っているので練習はけっこう楽しい♪ 。シフみたいな顔で(余裕で)弾けるようになるといい…(^^) 。



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