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2018年11月13日火曜日

浜松国際ピアノコンクール、牛田クン・務川クンいいかも ♪

数日前までWiFi環境のない所にいたので、浜松国際ピアノコンクールの1次予選は一昨日の夜からVOD配信(録画)で何人かをかいつまんで?聴いている。

とくに、事前に YouTube などを聴いて直感的にいいかも(好きかも)と思ったピアニスト16人(↓)については全員聴こうと思っている。

《浜松国際ピアノコンクール、期待のピアニスト16人?》


これまでに3日目まで(上記16人のうち9人まで)聴いてみたが、私の「お気に入り」に入りそうなピアニストにはあまり出会えなかった。やはり、YouTube でちょっと聴いたくらいではそのピアニストの良さは分からないのかもしれない。

そのなかで「これは!♪」と思ったのが、牛田智大クンと務川慧悟クンの二人。

牛田クンは、メディアにちやほやされた元「神童」がロシアでどのくらい成長・変化したのかという期待感もあって応援しようと思っていたのだが、前述の記事では「YouTube を聴いた限りではちょっと迫力不足の印象があり、厳しいかも…」などと書いてしまった。…失礼しました…前言撤回です…(^^;)。

プロコフィエフのピアノソナタ第7番、とても音楽的でスケール感もあり素晴らしい演奏だと思った。ともすると打楽器的な演奏になりがちな曲であるが、牛田クンの演奏は多彩な音色(タッチ)が魅力的で、どんなに大音響になっても「楽音」(ピアノの弦)の響きが美しく鳴っていて最後まで聴き惚れてしまった…(^^)♪

弾き方も無理がなく「本物の音楽家」的オーラ?を感じた。ぜひファイナルまで残って欲しい。(残るんじゃないかと思う…)


もう一人の務川慧悟クンは、YouTube で聴いたラヴェル(ソナチネ)がよかったので、初めて聞く名前だが、ちょっと期待してみようかなと思ったピアニスト。

ラモーの「ガヴォットと6つのドゥーブル」(新クラヴサン組曲集 第1番より)は地味ではあったがなかなか味わい深い演奏。ドビュッシーの練習曲第6番「8本の指のための」はとてもよかった(私の好みの演奏)。

リストの「波を渉るパオラの聖フランチェスコ」は、曲自体それほど好みの曲でもないので、よく分からないが、悪くはないと思った。少なくとも、ラモー、ドビュッシー、リストの弾き分け方は良かったと思う。

ラヴェル、ドビュッシーがいいと思ったら、パリ国立高等音楽院在学中のようだ。


その他で「ちょっといいかも…」と思ったのは、フランスのマルセル 田所と韓国のノ・ヒソンくらい。

まぁ、聴いてないピアニストの中にも私の「お気に入り」候補になる人もいると思うのだが、人数が多いので全部は聴けない…。直感で選んだ16人(あと7人)は聴いてみるつもりだが、あとは審査員の先生方に絞り込んでもらうことにしよう…(^^;)。

今日のところは、牛田智大クンと務川慧悟クンの二人を応援することを決めたところまでで大満足…(^^)♪


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