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2017年2月24日金曜日

心温まるエストニア100周年の「贈り物」 ♪

エストニアという国をご存知だろうか?

私の好きな作曲家の一人であるアルヴォ・ペルトの国であり、N響の首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィの出身国であることは知っていたが、どこにあるかは、ついさっき Google map に教えてもらった…(^^;)。




で、この人口134万人の小さな国が、2018年に「エストニア共和国100周年」を迎えるらしいのだが、その記念行事の一つがなかなか素晴らしい ♪

An Instrument for Every Child”というプロジェクトで、すべての子供たちが好きな楽器を学べる環境を作ろうという取り組みだ。

楽器といっても、リコーダーとかトライアングルとかではなく、ヴァイオリンやチェロやファゴットやピアノや…、つまり本格的な楽器なのだ。"kannel" と呼ばれるエストニアン・ハープ(↓)のような民族楽器も含まれている。



このプロジェクトは2015年から始まっていて、国の予算(約1.6億円)がつけられ、すでに100近い楽器が贈られたとのこと。学校やユース・オーケストラなどが申し込むようになっているようだ。

世界的に音楽教育が細りつつある中、エストニア政府の姿勢には敬意を表したい。我が国の文科省なども、もう少しまともな文化政策をやれないものか…。


詳しいことは下記の記事(英語ですが…)でどうぞ。kannel の写真と下の素敵な写真はこの記事からお借りした。





おまけ:エストニアのピアニストって誰かいたっけ?と考えたけど思いつかない。

で、ネットで調べると、英語版のWikipediaでも9人しか出てこない。…し、残念ながら、知らない名前ばかりだ。

Ivari Ilja
Sten Lassmann
Peep Lassmann
Marko Martin
Mihkel Poll
Kalle Randalu
Vardo Rumessen
Arbo Valdma
Irina Zahharenkova


おまけその2:実は「エストニア」という名前のピアノ・ブランドがあるのだ(ということを最近知った…)。

暇つぶしに、《Amazonで買える一番高いピアノ ♪》を探してみたことがある。

一番高いピアノはスタインウェイだったのだが、2番目と3番目が「エストニア」だったのだ。ロシアのコンサートホールやロシア大使館ではけっこう使われているらしい。

エストニア・ピアノの公式サイトがこちら

日本の唯一?の代理店が浜松ピアノという会社(浜松ではなく広島にあるらしい)。


以上、おまけでした。



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