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2017年1月9日月曜日

シューベルト:ピアノソナタ14番:出だし順調 ♪

シューベルトのピアノソナタ第14番第1楽章の練習を始めてまだ1週間も経ってないが、正月からの選曲期間中に少し試し弾きをしたこともあり、滑り出しは順調である。

まだ譜読み中で、全体の流れや構成を確認しながら、指使いを決めているところだ。




指使いについては、オクターブとかで自然に決まってしまう部分も多く、それほど時間はかからないだろう。…と思っていたのだが、スタッカートのところはいくつかのパターンで弾けてしまうので、逆に時間がかかるかも知れない。

しばらくは1つに決めずに、もう少し弾いてみて一番自然でラクな形に決めたいと思っている。


ところで、シューベルトのピアノソナタの人気投票をしているサイトを見つけた。(→Talk Classical)下記は投票結果のグラフ。投票者が52人しかいないので、あまり当てにはならないが…。

後期ソナタの人気は当然として、中期の中で14番の人気が思ったより高いのは何となく嬉しい ♪




それはさておき、練習状況である。

最後まで一通り弾いてみて、少しずつ指づかいを決める作業と並行して、暗譜&弾き込みの練習も開始した。いまは最初の2ページ(ソナタ形式で言うと「提示部」にあたる、たぶん…)を練習している。


で、さっそく「難所」である。まぁ、これは最初に楽譜を見たときから(曲を聴いたときから…)の想定範囲。

左手オクターブの連打もこれだけ続くとつらい。…のに加えて、右手がかなり苦しい。ここは指使いでも悩みのタネだ。暫定版の指使いは決めたが、変わるかも…。




それと、どうも付点のリズムが苦手である。歳のせい(にはしたくないのだが…)か、速い曲、リズミカルな曲、スタッカートなどが苦手だ。

とくに付点は、油断するとすぐに三連符に、つまり「3:1」のはずが「2:1」になってしまう。そうならないように意識すると、それで硬くなってギクシャクしたり、リズムが鋭くなりすぎたりする…。


もう1つの難所はこの(↓)オクターブ。


ゆっくりなら弾けるのだが、ある程度のスピードで弾こうとするとすぐにボロ(基礎技術のなさ)が出る。

音が上下するときの移動(シ→♯ソなど)がスムースに行かない。左右の動きが同じ方向なのでぎこちない。人間の手は左右対称の動きの方が得意なので…、と言い訳しても始まらないのだが…(^^;)。

まぁ、この2つの難所は特訓するしかない。


…と、想定範囲の課題は明らかになってきたが、思っていたよりは弾けそうな手応えを感じている。今はそれが嬉しくて、毎日の練習を楽しみにしている ♪



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