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2015年12月11日金曜日

ピアノは1000時間の練習で上達するか?

12月になった途端、クリスマス、年末のいろいろ、正月…と何だか気持ちが急にせわしなくなる。そろそろ、ピアノについても今年の反省・振り返りを始めようかと思っている。

で、気づいたのだが、今月末で60の手習い(独習)のピアノを始めてから丸3年になる。「石の上にも三年」という言葉があるが、さて、3年間ほぼ(まぁだいたい)毎日平均1時間練習して、概算では1,000時間以上練習したことになる。3年分上達したのだろうか?


ところで、1,000時間ということで思い出したことがある。

それは、どんな才能や技量でも一万時間練習を続ければ「本物」になるという「一万時間の法則」である。これは、ちょっと前(2009年)に一部で?話題になった『天才! 成功する人々の法則』という本に書いてあることだ。



世界の一流スポーツ選手や、ビートルズやスティーヴ・ジョブズなどの成功の秘密を研究した結果、1つのことに10,000時間以上努力したことが、その共通点らしいことが分かった。みたいな内容の本だ。

著者のマルコム・グラッドウェルは、以前、《ピアノ練習にもティッピング・ポイントはあるのか?》という記事で紹介した、『ティッピング・ポイント』という本なども書いている、いわゆるビジネス書の人気作家の一人である。

ちなみに、音楽学校のバイオリンの生徒の例も出ているようだ。概要を手軽に知りたい方は、NAVERまとめや著者のインタビュー記事などをどうぞ。


まぁそれはともかく、似たような話として1ランク下がるが「1,000時間の法則」?みたいなことがあるようなのだ。例えば、英語をモノにするには1,000時間の努力が必要、というか1,000時間でいいという話。

私のピアノの練習も近々その「1,000時間」に、たぶん到達するわけだ。なので、今年は1年間の反省だけではなく、3年分の振り返りをしてみようか、などとやや無謀なことを思い浮かべているのだが…。


で「3年分」の前に、とりあえずは今年1年間の反省・振り返りをボチボチ始めたい。今年は、途中での振り返りをほとんどやってないので、まずは目標を思い出すところから…(^^;)。

こういうとき、ブログというのは実に便利だ。目標を書いた記事を検索するだけでよい。
 ↓




これによると、目標は4つ。ざっと概観してみる。

1. ピアノの上達:スピードアップなど
2. ピアノ練習曲:10曲以上+レパートリー化
3. ピアノ曲鑑賞:有名曲を一通り聴く
4. 音楽イベント:コンサート、新体験


ピアノの上達では、スピードアップとか歯切れの良さを目指すと書いている。上達はしたいが「苦行」は避けたい、などと都合の良いことを言っていたようだ。達成度はあまり期待できないかも…?

練習曲は10曲以上と言っているが、今練習中のシューベルトがちょうど10曲目。曲の数はなんとか達成。でも「レパートリー化」は絶望的だ。

ピアノ曲鑑賞では、有名なピアノ曲を一通り聴くなどと、もともと無謀な目標を立てている。ので、これは来年に回そう…。

音楽イベントでは、コンサートでは内田光子さんを聴きに行ったのが、私の中では一大イベントだったかな…。新しい体験は、ほとんどなかったような気がする。


ざっと見たかぎりでは、それなり…という感じだが、1年間を思い出しながら(ブログ記事を見渡しながら)それぞれの目標について、もう少し詳しく振り返りをしたいと思っている。



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