ページ

2015年1月15日木曜日

ピアノ・ブラインド・タッチ練習法

去年の年末に、ミスタッチを減らすためには、鍵盤を見ないで弾く「ブラインド・タッチ奏法(?)」の練習が必要なのでは、という記事を書いた。→《【ピアノ練習】ミスタッチを減らすための方法》

その練習方法をいろいろ考えて、今行っている簡単な練習方法をご紹介する。10日ほどやってみて、割と効果がありそうな気がしている。


右手と左手で、2オクターブ離れた位置で同じパターンを弾く、という方法である。ポイントは「左手だけ」または「右手だけ」を見ること。反対の手は視界に入らないので「ブラインド」の状態になるわけだ。

今のところ、簡単なパターンでやっている。(…しかできない?)
たとえば、下記のように3度の「下→上」(1段目のドミ・レファ…)とか「上→下」(2段目のミド・ファレ…)である。赤い数字は右手の指使い、青い数字は左手の指使い。



このパターンで、左右の手を2オクターブ離して、2オクターブ分上下する。そうすると、3と5の指で3度と2度と4度の3種類についてそれぞれ「下→上」「上→下」の、合計6種類を練習することができるのだ。(この効率の良さが、実は気に入っている)

指については、1と2、1と3、2と4、という組み合わせもある。私の場合、5の指を鍛えたいので「3と5」の組み合わせを中心に練習している。

やってみて分かったのは、やはり左手にミスタッチが多いことと、2度(とくに下り)が難しいことである。それと、なぜか片手だけで(見ないで)弾くよりも、両手で弾いた方がミスが少ないようだ。(左右の手が連動しているから?)


3度を克服したら、「ドファ・レソ・ミラ…」とか「ドソ・レラ・ミシ…」とか、4度や5度のパターンもやってみようと思っている。

本当は、他の調で黒鍵の練習もしたいのだが、まずは白鍵だけでもちゃんと弾けるようにすることが先決だ。


ちなみに、ついでに脱力の練習も兼ねたいので、2つずつの音をまとめて弾く意識をもつことと、手首を柔らかく上下することを心がけている。脱力をあまり意識しすぎるとミスタッチが増えるのが問題だが…(^^;)。

しばらくはこの練習(練習時間の初めの5分くらいだが…)を続けて、効果を見てみることにしたい。



【関連記事】
《【ピアノ練習】ミスタッチを減らすための方法》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント:

コメントを投稿