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2014年12月9日火曜日

近況:ヘンデルのアリア「ピアノで歌う」難しさ

今月は少しゆっくりした気持ちで練習しようと思っている。次の候補曲選び(試し弾き)もやりながらなので、少し楽な曲をと思っていた。

で、ヘンデルのアリア2曲(ピアノ編曲)にしたのだが(→《12月の練習:ヘンデルのアリアを「ピアノで歌う」》)、早くも1曲だけにしようかと思っている(情けない…)。


理由の一つは、「ラルゴ」の後半が思ったより難しいことである。なので、まずは「 私を泣かせてください」の方に集中するつもりである。こちらも、私にとっては決して楽ではないのだが…。(まぁ「悲愴」に比べれば楽なはずなのだが…)

それにしても、楽譜を見て、演奏を聴いて、その難易度を判断するというのはなかなか難しいものである。経験不足なのか、知識不足なのか? いま選んでいる候補曲も、ちょっと心配になってきた。


で、ヘンデルのアリア「私を泣かせてください」の練習状況である。

現在は、一通りの譜読みをして指と頭で覚えようとしている段階である。私の場合、ある程度覚えないと弾けないので…。現時点で、難所というほどではないが、いくつか引っかかっている。


一つは、下記の箇所。"molt p " などと書いてある。小さな音で和音をきれいに響かせたい(とくに上の和音)ところである。


これが意外とうまくいかない。音が大きくなる、和音がばらつく(同時打鍵できてない)…。

どうも「小さな音できれいに」と思った瞬間に力んでいるようだ。といって、リラックスして弾くと大きな音になる。ふわっと、かつしっかり弾くにはどうすればいいのだろう?試行錯誤中。


もう一つは、下記の箇所。私の好きなところ(メロディー)でもある。


この2小節目のレガート(歌でいうとポルタメントに近い旋律)がうまくいかないのだ。左手の和音も、なかなか滑らかにいかない。ペダルでつなぐのだろうけど、歌のイメージどおりにはなかなか弾けない。


まぁ、当面はちゃんと楽譜通りに、止まらずに弾けるようになることが先決ではあるが…。今週中には、そのくらいまでいって、本来の「ピアノで歌う」練習にとりかからなくては、と思っている。



【関連記事】
《12月の練習:ヘンデルのアリアを「ピアノで歌う」》


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