ページ

2014年12月30日火曜日

近況:ヘンデルのアリア修了&曲の難易度?

今日を入れてあと2日あるが、ヘンデルのアリア「私を泣かせてください」は昨日で完了とした。後半は思ったより早く弾けるようになった。「ピアノで歌う」ことも少しはできるようになった、と自分では思っている。


結果的には、この曲の難易度はちょうどいいくらいだと思う。いちおう弾けるようになった段階から、少し表情をつけるなどのプラス・アルファを練習する余裕があった。ただ、ちょっと短すぎたかもしれない。

とはいえ、若干「物足りなさ」のようなものも感じた。技術的な難易度や曲の長さではない部分で、もう少し手応えが欲しいような気がした。それは、音楽的な深みとか表現しているものの内容のようなものかも知れない。

ただ、そういったものを表現できるほどの音楽性や、それを支える技術(たぶん高度な…)を持ち合わせてないので、練習曲の難易度については、少し考え方を変えたほうがいいかもしれない。


技術的には、もう少し難しい曲を選んで、その代わりに目標とする「仕上げレベル」を少し下げる、という考え方である。とりあえず「弾ける」レベルを目指して、それ以上の「表現」については少し妥協する、ということになる。

振り返ってみると、これまで練習した曲は、結果として上に書いたようなこと(難易度+仕上げレベル)になっていたような気もする。選曲の段階で、それが分かるといいのだが、そこがなかなか難しいのだ。まぁ、いろいろな曲で経験を積むしかないのだろう。


ところで、この曲で少し進歩したと思うことがひとつある。それは、少し前に記事にも書いたが、和音の弾き方である。


早めに準備することができるようになったおかげで、和音を弾くときの「アーティキュレーション」のようなことが比較的簡単にできるようになった。

バウンドするような弾き方から、鍵盤を手の重さだけで沈めるような弾き方まで、それなりに弾き分けができるようになった。「思うがままに」とまでは行かないが、大きな前進ではあったと思う。


もう一つの「ピアノで歌う」ことは、(メインのテーマではあったが)まだ発展途上である。5や4の指でメロディーを際立たせることは、指自体の力も必要なので、この課題は少し時間をかけて次の曲でも練習を続けたいと思う。

まぁ、「課題」というのは常に持ち続けたほうがいいと思っているので、指の筋トレも含めてコツコツと続けたい。(課題が多すぎるのが悩みではあるが…)


…ということで、曲の仕上がりも含めて、12月はまずまずいい感じであった。これで、気持ちよく次の曲に移れるというものである。(来年のことですが…)



【関連記事】
《和音の弾き方は「素早い移動+垂直打鍵」!》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント:

コメントを投稿