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2014年11月17日月曜日

次の曲候補探し:ヘンデルのアリアもいい ♪

スペインのピアノ曲を探したとき(→参考記事)に、古い時代のものがわりとよかったこともあり、ハイドン、ヘンデルあたりも見てみようと思い立った。

ハイドンはピアノ・ソナタがたくさんあって、選ぶのが大変そうだ。自分で弾けそうな曲で、かつ「いい曲」ということになると、選ぶのに時間がかかりそうである。ということで、まずはヘンデルを当たってみたが、こちらもあまり「土地勘」がない。


…と思って、YouTube を見ていたら、"Ombra mai fù"という名前が目に入った。有名なアリア(歌)である。そのピアノ編曲版があるらしい。聴いてみるとなかなかいい。こういう方向もあるかな、と思った。

少し調べてみると、ピアノ曲としては「ラルゴ」というタイトルの方がよく知られているようだ。"Ombra mai fù"は日本語に訳すと「樹木の影で」。ピティナの解説によると、

「歌劇『セルセ』第1幕の中のアリアで、プラタナスの木陰で、ペルシャ王セルセ(クセルクセス1世)によって歌われる曲。今日オペラはほとんど上演されないが、この曲は美しい小品として愛され、しばしば演奏される。元来カストラートのための曲だが、今日は主にソプラノにより歌われる。」

とのこと。YouTube のピアノによる演奏と楽譜(2つの編曲)は下記参照。

♪ ヘンデル:樹木の影で [ラルゴ]
 [楽譜1(Mason編曲)] [楽譜2(Parsons編曲)]
※追記@2022/08/02:昔の参考記事なのでリンクは省略してある(以下同)


もう一つ、オペラのアリアで有名な「私を泣かせてください」もピアノ編曲がある。こちらは、Hayley Westenra などの歌でよく聴く美しい曲である。

♪ Hayley Westenra. Lascia Ch'io Pianga Live 私を泣かせてください

ピアノ演奏と楽譜は次の通り(同じ編曲かどうかは不明)。

♪ 私を泣かせてください(歌劇「リナルド」より)
 [楽譜(Moszkowski編曲)]


両方ともきれいな曲で、楽譜を見る限りなんとか弾けそうなので、[ピアノ練習曲候補リスト]に入れておくことにした。

「歌うように弾く」ことが苦手なので、その練習にはうってつけかも知れないと思う。歌を知っていることが、ピアノの練習にプラスになるのかマイナスになるのかは、やってみないと分からないが…。


そのほか、下記の「組曲 HWV 428」も、初めて聴く曲だがなかなかいいと思った。この中のいくつかは弾いてみたい気もする。ヘンデルは組曲もたくさん残しているようで、少し調べてみたいと思っている。

♪ Händel: Keyboard Suite HWV 428
 [楽譜]



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