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2014年10月6日月曜日

「悲愴」ソナタ:練習方法の作戦!

数日前の記事《「悲愴」ソナタの目標管理シートが作れない!》で書いたように、「悲愴」ソナタの第1楽章は、第2・第3楽章の練習経験から想像していた以上に難しい。「目標:ちゃんと弾けること!」が冗談ではなくなりそうである。

そこで、少し作戦を考えた。


《近況:今日からベートーヴェン「悲愴」第1楽章 ♪》で、分析のまねごとをした結果を書いたが、そこで、ある程度の「パターン」があることが分かった。なので、まずはその「パターン」から攻めてみようという作戦である。

楽譜に、細く切った付箋紙を「パターン」ごとに貼ってみた(写真参照)。





そうすると、11カ所(11パターン)あることが分かった。これに「コーダ」部を入れて、全部で12カ所を順次練習しようという目論見である。ちなみに、12カ所は下記の通り(数字は小節番号)。

① 1-4:序奏
② 10:半音階
③ 11-19:第1主題前半
④ 27-31, 35-37:第1主題後半
⑤ 51-59:第2主題前半
⑥ 89-100:第2主題後半
⑦ 113-116:提示部最後
⑧ 139-145:展開部1
⑨ 150-153:展開部2
⑩ 169-177:展開部3
⑪ 188-196:展開部最後
⑫ 297-312:コーダ


小節の数でいうと全部で92小節。元は312小節の曲なので、全体の約29%に当たる。この92小節がある程度弾けるようになれば、残りの部分の練習は比較的楽になるはず、という皮算用なのだが…。


よく知っている曲だけに、早く曲として弾きたい気持ちが強いのだが、それはしばらく我慢することにする。

まずは、①〜⑫の部分練習を徹底して行う。そして、それぞれのパターンがある程度弾けるようになってから、第1主題などを通して弾けるようにする。それから、提示部・展開部・再現部を通して弾けるようにする。で、やっと最後に全体を通して弾けるようにする。


作戦は立てたものの、こうして具体的に考えてみるとけっこう気の遠くなるような話だ。1ヵ月半では無理かも…。しかし、とりあえずは実行あるのみ!である。



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