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2014年10月3日金曜日

「悲愴」ソナタの目標管理シートが作れない!

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「悲愴」の第1楽章、喜び勇んで練習を始めたところである。なのだが、ざっとした感じをつかもうと弾いてみたところ、思った以上に難しそうなので、最初からちょっとくじけそうになっている。一言でいうと、すんなり弾けそうな箇所がほとんどない!! で、目標管理シートが作れそうもない…。

まさか、目標は「ちゃんと弾けること!」というわけにも行かないし…。


もともと想定していた「難所」は、

①序奏部の最後(10小節目)にある、半音階で駆け下りる箇所
②第1主題の29〜30小節目の8分音符の(速い)ところ
③第2主題の右手の交差、および逆モルデントの連続
④第2主題の後半の8分音符の(速い)ところ(89〜100小節目)

くらいかと思っていたのだが…、甘かった!


これは、1週間くらいかけてじっくりと譜読みをして、「難所」を洗い出す必要がありそうだ。その上で「課題」を設定して、練習の作戦を練りたいと思う。

何となく感じているのは、左手の強化が課題(裏を返せば「目標」)になりそうだ、ということ。16分音符で和音を刻むパターン、オクターブの連続トレモロ、第2主題の伴奏パターン、など。右手のメロディーを際立たせるために、少し小さめの音で軽やかに弾きたい、でも和音などはしっかりと響かせたい。


まあ、これらは今始まった「課題」ではない。以前から「強化すべきポイント」であったのだが、「悲愴」ソナタではこれが大量に連続して登場する、ということなのだ。これを、ある意味で「いい練習曲」として使いたいと思う。ただ、課題を克服して、(自己)満足できるレベルに達するまでの苦労はやや多くなりそうだが…。

まずは練習!練習!



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