ページ

2014年2月26日水曜日

「雨だれ」指が届かない和音の弾き方発見!

「雨だれ」の譜読みを始めた頃に、《指が届かない!「雨だれ」》の記事で、9度を含む和音が届かないという話を書いた。それから1ヵ月以上、四苦八苦していたのだが、どうやら何とかなりそうな感じになってきた。


問題の箇所(下図)には、中間部の最後、右手にgis(1指)~ais(5指)の9度に加えて2・3指のcis・eがある。しかも、5指の音をメロディーとして際立たせたい。




これは無理、指を広げるのと小指の力をつけるしかないと、ストレッチ&筋トレに励んでいたのだが…。昨日、ふと気がついたことがある。大きな勘違いがあったのだ(たぶん)。

親指も小指も(当然?)キーの真ん中を押さえようと頑張っていた。かつ、親指の「雨だれ」をきちんと弾こうとして、親指優先?になっていた。つまり、親指をキーの真ん中に置いたポジションで、小指を一生懸命伸ばしていたのだ。


ふと気がついて、逆に小指優先にしてみた。まず、親指なしで3つの和音を小指に重心をかけて弾く。それが出来たら、そのポジションを保ったまま親指で「雨だれ」音をトントンと弾いてみる。

出来た!のだ…(^^)♪


つまり、初心者の傾向として、それぞれのキーは真ん中を押さえるべきという「固定観念」みたいなものがありそうである。(私にはあったようだ…)で、そのことが、自分自身を変に縛っていて、より難しい弾き方になっているようなのだ。

まあ、ひとつ山を越えた気がするが、まだ思うようにメロディーと「雨だれ」の音がバランスよく弾けているわけではない。次の山は、もう少し「脱力」することである。先は長い…。



【関連記事】
《指が届かない!「雨だれ」》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント:

コメントを投稿