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2013年12月30日月曜日

「悲愴」を録音してみた

昨日ここに書いた通り、今日は「通し」で弾く練習をした。ところが、やはり途中で止まることが度々あるので、思い切って録音することにした。正確に言うと、iPhoneでの「録画」である。

で、結果は?


第3楽章は、かなりひどかった。何とか最後までは行ったのだが、いつもより引っかかる回数が多かった。やはり相当緊張する。人前で弾いている訳でもないのに、我ながら情けないほど緊張した。そのあと、録画を止めて弾いてみたら、ほぼいつもどおりに弾ける。この「緊張」が大事なのだと改めて思った。

第2楽章も録画してみた。こちらは、ある程度弾けていることもあり、わりとよかったのではないかと思っている。実は、怖くてまだ録画したものを聴いていないので、出来のほどは定かではない。


しかし、今回の実験で来年の課題克服のヒントが得られたと思う。つまり、録音などの(たぶん適度の)緊張を強いることで、「通しで弾けるようになる」という目標に一歩近づけるのではないか、ということである。


それと、弾いていて、途中で止まるパターンがいくつかあることに気がついた。

一つ目は、一番ダメなパターンであるが、指使いのミスなどで滅茶苦茶になって、弾きなおさざるをえないパターン。

二つ目は、音を一つ二つ外した場合。何気ない顔をしてそのまま進めばいいのだが、ミスした音が気になって止まることが多い。(今回はかなり我慢して進んだのだが…。)

三つ目は、何故だか分からないが、左右の手のテンポ/リズムがずれることがある。これは、普通に練習しているときにはほとんど経験がないものである。緊張のせいなのか?


たぶん他にもありそうだが、この辺が分かってくると、その対処法や克服法・練習法が見えてくるのではないかと期待している。

来年のもう一つの課題「ミスを減らす」にも、取り組み方の糸口が見えてきたような気がしている。思い切って録音してみて、得るとことは大きかったと思う。



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