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2021年2月16日火曜日

新型コロナのワクチン接種が始まるが、受けるべきか?

ピアノとは関係ないのだが、ピアノ愛好家も含めて国民みんなの関心事項(悩み?)だと思うので、少し書いてみることにした。

明日(2月17日)からいよいよ日本でも新型コロナのワクチン接種が始まる。医療従事者等の次に受けることになっている「高齢者」の一人としては気が気でない。




2ヶ月ほど前に、かかりつけの医者に「ワクチン接種どうするんですか?」と訊いたら、「日本で開発されたものが出るまで待ちたいけど…」という曖昧なご返事であった。

それ以来、外国製ワクチンの「副反応」に不安を覚え、ニュースでワクチンの話題が出るたびに注意しているのだが、今のところ重大な事例は報告されていないようだ。

高齢者への接種は 4月頃からという話になっているので、それまでにはもう少し様子が分かってくるのではと期待している…。


現在のところ、医療従事者等への接種が 2月17日から始まること以外、はっきりしたスケジュールは出てないようだ。

厚労省のサイト(↓)を見ても、「接種を行う期間は、令和3年2月17日から令和4年2月末までの予定」つまり約 1年間かけて行うことと、「高齢者への接種の開始は、早くても4月1日以降になる見込み」としか書いてない。

記事冒頭の図は下記二つ目の資料(PDF)にあったものだが、大まかな順序だけで時期は入っていない。「クーポン(接種券)」が届くのも 3月頃なのだろう。

✏️新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(厚労省)

✏️新型コロナワクチン優先接種についての検討案(厚労省 2/15 PDF)


なので、当面は市からの案内が届くのを待っているしかない。「早くても 4月 1日」というのは遅れそうな気がするので、今のところのんびり構えていようと思う。

ワクチンそのものは、製造工場があるベルギーからファイザー社開発のワクチンが初めて届いたのが 2月12日。下記記事の情報で計算すると、約 33万 6千回接種できる分量だ。

※ 69箱 × 975ボトル × 5回分 = 336,375 回分( 168,187 人分)

輸送した DHL の責任者によると、「製薬会社からの供給しだいではあるが、日本には毎週輸送する計画がある」とのこと。

仮に、毎週同じ量が運ばれてくるとすれば、医療従事者等約 400万人分を満たすには 24週間、ほぼ半年かかることになる。まぁ、そんなことにはならないと思うが…(^^;)。


市町村からの案内からの手順はこうなっている(↓)。

  1. 市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届く
  2. ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場を探す(一覧表などが同封されると思われる or ネット上に公表される?)
  3. 電話やインターネットで予約をする
  4. 「接種券」と「本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)」を持って接種場所に行く

接種は強制ではないので、案内が来たからといって受ける必要は必ずしもない。料金はもちろんかからない(無料:全額公費負担)。

個人的には、ここで「国内製ワクチンが来るまで待ちます」という選択ができると嬉しいのだが、たぶん無理だろう…(^^;)?


数日前、ニューヨークでワクチンを接種した日本人医師(山田悠史氏)の記事(↓)を見つけた。同僚の医師など複数人の接種後の「副反応」のことなどが書いてあり、個人的には少し安心材料が増えた気がした。とても分かりやすく書かれているのでオススメ ♪

✏️ワクチン接種した日本人医師が「伝えたいこと」(東洋経済)
 ニューヨークで接種、50日以上が経過したが…


一部抜粋しておくと…。


「接種が終わった後は、約15分の経過観察がありました。ここでアレルギー反応がないかの確認が行われます」

「今回のワクチンでは、0.001%程度の確率で重度のアレルギーが報告されており、そのほとんどが接種後15分から30分以内に生じていることがわかっています。また、重度のアレルギーが仮に起こった場合、すぐに治療を始めれば大事に至らずに済むこともわかっています」

ご本人の場合、「翌日の朝起きると、左の肩に肩こりのような違和感」「3週間後の2回目接種の際は、これよりも少し強いはっきりとした痛み」だけだったようだ。

一方、同僚の中には「10人に1人か2人ぐらいの割合で、接種の翌日に熱が出たり、だるさで仕事を休まなければならない人もいました」「ただ、体調を崩した人でも1日や2日で比較的すぐに体調が回復し、職場復帰した人が多い傾向にありました」とのこと。

これまでの研究によると、

「報告された副反応の種類と頻度は、だるさ・倦怠感(51~59%)、頭痛(39~52%)、筋肉痛(29~37%)、関節痛(19~22%)、発熱(11~16%)です」

上の % は副反応が起きた人の中での割合。接種者の 51~59%がだるさ・倦怠感を訴えた訳ではない(…と思われる)。

高齢者にとって安心材料の一つが「高齢者の方は若者に比べて、こうした副反応が少ないことがわかっています」という一文…(^^)♪

ただし、持病がある人は別だと思われるので、医者と相談の上慎重に判断する必要があるのだろう。


…ということで、外国製のワクチンでも大丈夫かな?…という気分にはなりつつある。

でも、まだ詳細なことは何も分かってないので、とりあえずは平常心?で毎日のピアノの練習に励むことにしようと思う ♪

目の前にあるリストの練習曲の「難所」(届かない 10度の和音など)の攻略の方が、今の私にとっては差し迫った問題なので…(^^;)。



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