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2019年6月12日水曜日

▼バッハ平均律2巻21番のフーガ:暗譜できない…

6月の新曲、J.S.バッハの平均律曲集第2巻から第21番変ロ長調のフーガ(BWV890)は、譜読みを始めて10日近くになるのだが、楽譜が頭に入る気配がまったくない。

フーガは暗譜しにくい、というのはその通りだとは思うのだが、これまでに練習したフーガに比べても「指が覚えない」「頭に入ってこない」感じが強いのだ。なぜ??




フーガの暗譜が難しい理由の一つは、その構造にあると思う。例えば、ロマン派のように「伴奏+旋律」みたいな作りで、和声進行がどうなっているかが分かりやすい曲に比べると、テーマがあちこちに出てくるし、声部で重なっているし…。

まぁ、それが聴いていて「いいなぁ」と思うところでもあるし、弾いていても面白い部分だと思うので、文句を言ってはいけない…(^^;)。


もう一つ、今回とくに覚えられない理由として、楽譜を見ながら(初見で?)ある程度音符を押さえることができてしまったことがあるのかも?…と思っている。

…ということは、少しは上達している証拠なのかな…(^^;)?2017年の12月から取り組んだ「手元を見ないで弾く」練習(↓)の効果が出てきたのかもしれない ♪

《バイエルをやることにした→手元を見ないで弾く練習 ♪》


それはさておき、楽譜を見ながら(手元をあまり見ないで)練習できているので、私の脳は勝手に「覚えなくてもいいや…」なんて判断しているのかも知れない?…と考えてみたのだが、真偽のほどはよく分からない。


でも、やはり「暗譜」してしまった方が、練習の効率もいいし、他のことを意識する余裕も出るし、老眼を酷使しないで済むので、早めに暗譜してしまおうとは思っている。

…で、譜読みとしては、指使いもほぼ固まり、全体の構成も大体のところは分かってきたので、そろそろ終わりの段階だと思う。

なので、部分練習に入ろうと思っているのだが、どういうアプローチをするのがいいのか、今のところあまり考えていない。

とりあえず、初めから順に弾いて行って、ひっかかる箇所を反復練習して…という方法になるのだろう。


この曲は、大きな「難所」は見当たらない(ホントか?…)。でも、押さえにくいとか、指が少し無理をしている箇所はいくつかあるので、当面はそこら辺りを重点にやることになると思う。

テンポはしばらくは無理のないように、少し(かなり?)遅めでいいと思っている。指が慣れてきてから、一番しっくりくる速さにテンポを上げていくつもり。


あとは、暗譜の手助けになるかも知れないので、楽譜を見ながらプロの演奏を聴くことを毎日やってみようかと思っている。

一つの声部を追いかけることから始めて、2声部、3声部と聴き分けるようなこともやってみるつもり。本当は、自分で弾きながら各声部を意識できるといいのだが、それは難しいのでもう少し練習が進んでからトライしてみよう。

聴くのは、遅めで私のイメージに一番あっているバレンボイム(↓)。

 Bach, JS : Well-Tempered Clavier Book 2 : Fugue No.21 in B flat major BWV890


…ということで、梅雨空に負けず?ピアノの練習も頑張りたいものだ ♪


おまけ。これまでに練習した曲や候補曲を書き込んで、下記の記事を更新したので、興味のある方はどうぞ…(^^)。

《J.S.バッハ:平均律曲集の難易度(ヘンレ社など)》


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《次の曲はまたしてもバッハのフーガ!大丈夫か?》

《J.S.バッハ:平均律曲集の難易度(ヘンレ社など)》


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