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2017年6月24日土曜日

キーシンのグラモフォン移籍第1弾が8月にリリース♪「ピアノ・マスターズ・シリーズ」のトップ!

つい最近、電撃的にグラモフォンへ移籍したエフゲニー・キーシンだが、その移籍第1弾のCDリリースが発表された。

タイトルは『ベートーヴェン・リサイタル ~《月光》《熱情》《告別》他』となっていて、ベートーヴェンの5つのピアノソナタなどの2枚組。8月30日発売。




演奏は 2006年〜2016年のものだ(↓)。

  • ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 作品2の3(ソウル2006年)
  • 創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80(モンペリエ2007年)
  • ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 作品81a《告別》(ウィーン2006年)
  • ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2《月光》(ニューヨーク2012年)
  • ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57《熱情》(アムステルダム2016年)
  • ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111(ヴェルビエ2013年)

このCD、実は2018年に創立120年を迎えるドイツ・グラモフォンが、その記念として企画している「ピアノ・マスターズ・シリーズ」("PIANO MASTERS")の第1弾でもある。

なかなか魅力的なシリーズで、8月から毎月出ることになっていて、キーシンを入れて4つが年内にリリースされる予定。豪華メンバーだ(↓)。

9月:クリスチャン・ツィメルマン
『シューベルト: ピアノ・ソナタ 第20番・第21番』
ソロのフル・アルバムとしてはドビュッシー前奏曲集以来23年振りのリリース。2015年末〜翌1月の日本ツアーでの録音(新潟県柏崎市)。

10月:ダニール・トリフォノフ
『ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番』
プレトニョフ指揮マーラー室内管。

11月:チョ・ソンジン
『ドビュッシー:映像、ベルガマスク組曲』
ドビュッシー弾きとして名高いベロフ直伝(チョ・ソンジンは2012年からパリ音楽院でミシェル・ベロフに師事)のドビュッシー。


ちなみに、「2018年1月以降も超一流ピアニストの最新録音が続々発売予定!」と書いてあるので、12月はお休み?をして、来年のアニバーサリー・イヤーにもどっさりお楽しみが用意してあるのだろう。楽しみだ…(^^)♪

グラモフォンのピアニストは有名人がたくさんいそうだが、例えば "Gramophone Hall of Fame" には、以下のようなピアニスト名が列挙されている。

Leif Ove ANDSNES
Martha ARGERICH
Claudio ARRAU
Vladimir ASHKENAZY
Alfred BRENDEL
Emil GILELS
Glenn GOULD
Friedrich GULDA
Marc-André HAMELIN
Angela HEWITT
Vladimir HOROWITZ
Stephen HOUGH
Wilhelm KEMPFF
Evgeny KISSIN
Gustav LEONHARDT
LANG LANG
Dinu LIPATTI
Radu LUPU
Arturo Benedetti MICHELANGELI
Murray PERAHIA
Maurizio POLLINI
Sergey RACHMANINOV
Sviatoslav RICHTER
Arthur RUBINSTEIN
András SCHIFF
Artur SCHNABEL
Grigory SOKOLOV
Mitsuko UCHIDA


個人的な希望としては、アルゲリッチ、ソコロフ、マルカンドレ・アムラン、内田光子、シフあたりがいいと思う。グールド、ラフマニノフなんかも興味深いかも…。アシュケナージ、ブレンデル、ホロヴィッツ、…と言い出したらキリがなさそうだけど…(^^)♪



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