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2017年3月27日月曜日

ベートーヴェン:ソナタ13番、只管練習中 ♪

「只管練習中」ってなんだか中国語みたいだが、れっきとした日本語。「ひたすら練習中」と読む。

…というか「ひたすら」と入れたらこの漢字が出てきた。何となく、ひらがなよりも一生懸命やってる感じがする…?

ちなみに「只管打坐」(しかんたざ)という言葉があり、これは「ひたすら座禅すること」。私の場合は「只管打鍵」…(^^;)??


それはさておき、ベートーヴェンのピアノソナタ第13番第1楽章も、練習を始めてもうすぐ1カ月になる。なかなか「仕上がる」気配がない。

その一番の原因は、中間部 Allegro がなかなか上達しないことにある。いつもの「難所」と違って、コツをつかめれば何とかなるものではなさそうだ。

いや、コツもあるのだろうが、それ以上に基本的な「指使い・指運び」「手の動き」「脱力」「レガート」「スピード」などの基礎技術を上げないとうまく行きそうもない。なので「只管練習」!


…で、ひたすら同じことを繰り返すのも飽きるので、なんと!第2楽章の譜読みなど始めてしまったのだ!

そのあたりの話はこの記事(↓)に書いたが、実は基本練習を増やすことになってしまった…(^^;)。



実は、このソナタ13番は "attacca" (休まずに)という、楽章間で休まずに続けて演奏する指定になっている。

第1楽章と第2楽章の間(↓)にも "attacca subito l'Allegro"(休まずにすぐにアレグロへ)としっかり書いてあるし、第1楽章の終わりが「終止線」ではなく「複縦線」(段落を示す)になっている。



ちなみに、 "attacca" の意味を確認しているときに "volti subito" というのを発見した。「急いでページをめくれ」という意味らしいが、作曲家がこんなことを書き込むことがあるのだろうか?


…ということで、4月もベートーヴェンのソナタ13番を続けようと思っている。少なくとも第1楽章は「自己満足」できるレベルにはしたい。第2楽章は、指定のテンポは無理としても、いちおう楽譜通りの音が出せるまでは練習したい。

さて、どの程度まで上達するのか、まぁ気軽な「実験」ということで気楽に頑張ってみよう ♪



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