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2015年8月30日日曜日

夏の疲れ?+「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」

居間に置いてある温度計が、今朝は24.7℃を示している。30℃を越す毎日から、この一週間は急に気温が下がり、秋雨のような雨も…。そのせいか、なんとなく体調も思わしくない。そのせいか、ピアノの調子も今ひとつ上がらない(…というのは言い訳?)

最高気温が20℃(今日の予報)というリーズで行なわれている、国際ピアノコンクールもまったくその様子が分からず、結局ネットでの録画の配信さえなく、肩透かしを食らった格好である。せっかく「まとめ」ページを作ったのに…。


仕方がないので、ショパン・コンクールの注目ピアニストでも聴きはじめようかと思っているところである。

…などと思いながら、久しぶりに公式サイトを見てみたら、何やらニュース記事が増えている。何事かと思って読んでみると、"CHOPIN AND HIS EUROPE" というフェスティバルの記事だ。

日本語でいうと「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」、ポーランド語では “Chopin i jego Europa”(ショパン・イ・イェゴ・エウロパ)。こんな音楽祭があるとは(恥ずかしながら…)まったく知らなかった。


昨日までの2週間で32のコンサート/リサイタルがあったらしいが、出場ピアニストがすごい。アヴデーエワ、ポゴレリッチ、ルガンスキー、プレトニョフ、ネルソン・フレイレ、ダン・タイソン、アンドレアス・シュタイアー、等々…。チャイコン2位のルーカス・ゲニューシャスも、海老彰子さんの名前もある。

ショパン・コンクールの過去の入賞者が中心になっているようなので、こういう豪華メンバーになるのだろう。

この音楽祭は、ショパン・コンクールの年という訳ではなく、毎年やっているようだ。機会があれば、これを聴きにヨーロッパに行くというのもいい(夢)かも知れない…。


さて、今ひとつ調子の上がらない自分の練習の方であるが、正直に言うと少し飽きてきた。スカルラッティのソナタ(K.380)は曲としてはいいのだが、なんとなく「弾き込む」という感じがあまりしない。

あまり得意でないスタカート気味の軽いタッチも、満足出来るレベルではないが、思っていたよりはいい感じになってきた(と本人は思っている)。トリルもプラルトリラーもあと一歩…。止まらずに通しで弾くことについては、あと2〜3歩?

「止まらずに弾く」(ミスなく…)というのは残っているのだが、それぞれの課題が「今の実力できるレベル」には達しつつある?という感覚なのだと思う。どうも、「最後の仕上げ」という、本当は一番大事と思われる部分が苦手なようだ。


…ということで、あと数日で(予定より1週間早く)終わりにしようかなぁ、という気になりつつある。次の曲はまだ考えてないので、「選曲週間」にするという手もある。

それとも、「遊び弾き週間?」というのを新設するという案もある(かもしれない)。気になる曲をいろいろと「弾きかじる?」わけだ。弾けるわけもない難しい曲も、こんな楽譜なんだ〜と分かればよしとする、という感じで…。

例えば、ベートーヴェンのディアベッリ変奏曲、シューベルトの「4つの即興曲 D935」(この2つは内田光子さんのリサイタルの予習)、スカルラッティの他のソナタ、最近気になっている北欧もの(シベリウス、メリカントなど)、ずっと気になっているラヴェル、それから現代もの(カプースチン、吉松隆、西村朗など)、…。

現代ものは楽譜をどうするかという問題もあるが…。あとは、家にある楽譜を片っぱしから見てみるという手もある。とくにこれまで見たこともない上級者むけの曲などを…。


…とまぁ、やや朦朧とした頭で、最近のもやもやを少し綴ってみた、ということになってしまったようで…。ここまでお付合い下さった読者の方には、陳謝&感謝の至りです。ではまた…。



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