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2014年10月13日月曜日

近況:「悲愴」ソナタ「作戦」の効果は?

《「悲愴」ソナタ:練習方法の作戦!》で立てた「作戦」にそって1週間がんばってみた。その結果は、まずまず、「ハーフ&ハーフ」?といったところ。つまり、うまくいったところとそうでもないところが半々という感じ。


まず、うまくいったところ。12カ所の部分練習はひととおり行った。短いフレーズに分けて練習したので、いつもよりは手になじむまでの期間が短かったような気がする。とくに、第一主題と第二主題については、少し暗譜しかけているところまで来た。

12カ所のうち「① 1-4小節:序奏」「③ 11-19小節:第1主題前半」「⑤ 51-59小節:第2主題前半」は、まず第1段階クリアだと思う。あとは繰り返すことで精度を上げていく、強弱・タッチなどをつけていく段階に来たと思う。


その他の部分についても、難しさのレベルは何となく分かってきた。依然として難所だらけではあるが、その程度の差と難しさの質のようなものが見えてきた。弾けるようになるまでに時間がかかりそうな箇所も少し分かってきた。

例えば、序奏部最後の「② 10小節:半音階」部分、上の写真(94-95小節)のパターンを含む「⑥ 89-100小節:第2主題後半」部分が手強そうである。

まあ、練習の進み方という意味では、作戦は成功したといってよい。


一方、あまりうまくいかなかったところ。12カ所の部分練習をして、大体の様子が分かった頃から、やはり曲として弾きたくなってしまい基本方針(下記)が崩れてしまったこと。

「①~⑫の部分練習を徹底して行う。そして、それぞれのパターンがある程度弾けるようになってから、第1主題などを通して弾けるようにする。それから、…」

つまり、部分練習で少し弾けるようになると、続きを弾きたくなってしまったのだ。気がつくと、現在は序奏部から提示部の終わりまで(1-134小節)を練習している。後半の部分練習がまったくできていない。

まあ、それはそれで「結果オーライ」ということにしようと思っている。「作戦」の半分はうまくいったということでよしとしよう。この方法は、次からも使えそうな気がしている。


なので、今日からの練習は「序奏部と提示部を弾けるようにすること」を目標に切り替えるつもりである。できれば1週間くらいで次の「展開部」に移りたいが、ちょっと厳しいかもしれない。

今日は台風で外には出られないと思うので、落ち着いて(強風の音で落ち着かないかも…)練習しよう♪



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