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2014年9月10日水曜日

ピアノ練習方法がよく分かる動画(初級):Pianist Magazine

昨日の《ピアノ練習方法がよく分かる動画(中級)》に続き、初級編のレッスン動画をご紹介する。

実は、レッスンの動画を見る分には中級者向けの方が面白いので、自分が初級者にも関わらず、私自身はこれまで「初級編」は見たことがなかった。ざっと見たところ、なかなか興味深いものもあった。


■ 初級者向けピアノ練習方法の動画
※内容が変わっていたので書き直し@2022/07/13


4人の先生がいろんなテーマについてレッスンしている。とりあえず、タイトルだけコピペしておく。


Graham Fitch

  • Useful exercises for the weaker fingers
  • Practising without the pedal
  • How to play piano chords
  • Accompanying an orchestra
  • Learning a new piece hands together


Tim Stein

  • Seating and posture
  • Hand shape and hand position
  • Piano fingering for beginners
  • Hand and finger independence
  • Simple warm-up exercise
  • Geography of the keyboard
  • Fingering for scales and arpeggios
  • Piano tone and sound
  • How to start practising a piece
  • Sight-reading
  • Aural training
  • Leaps and large intervals
  • Chord voicing
  • How to play chords
  • Strengthening the left hand
  • Slurs
  • Rhythm
  • The thumb


Frances Wilson

  • Practising tips
  • Technique tips
  • Artistry, expression and enjoyment


John Maul

  • Starting to play the piano
  • Swing style
  • Czerny studies
  • Tango style
  • Ragtime
  • Various different repertoire


■ ちょっと面白かったレッスン

ざっと見て、面白かったものを2つ紹介する。♪マークのリンクは YouTube のもの。


①「鍵盤の地理?」


タイトルを見たとき、いったいこれは何の練習だろうと思ったもの。動画を見ても、今ひとつピンとはこなかったのだが、意外に大事なことなのかも知れない。

鍵盤の白鍵・黒鍵の構成や、どのくらいの距離にどの音があるかといった身体的感覚をもつための練習だと思われる。離れたところに飛ぶときや、左右の手が広がるような曲を弾くときに役に立つのかな?

内容としては、2つ続いた黒鍵(ド#、レ#)と3つ続いた黒鍵(ファ#〜ラ#)を下から順番に左右交互の手で押さえるなどの練習をするのだが、ポイントは目をつぶって押さえられるようにすることらしい。別のレッスンで、練習前のウォーミングアップにも使っていた。(一度くらいは試してみるか…)


②「手と指の独立」


これは面白いというより、役に立つかも知れないと思ったもの。バッハ(のポリフォニー)が苦手な私としては、左右の手の独立と10本の指の独立は大きな課題である。ここに紹介されている方法で少しは上達できるかもしれない。

やり方は単純である。例えば「ドレミファソファミレド」を両手で弾くだけなのだが、左右で弾き方を変えるのだ。右手をレガートで、左手はスタカートで。あるいはその逆。右手は四分音符で、左手は八分音符で(つまり1:2のテンポで)。その逆。…といった方法である。

これは、さっそく今日からやってみるしかないだろう。なにせ、いま練習しているのがバッハのインベンションで、ちょっと苦戦しそうな感じなのだ…。



【関連記事】
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