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2013年4月21日日曜日

ピアノに関する「興味マップ」

ピアノに関連する自分自身の興味をマップにしてみた。




基本は①から③である。

「①演奏を楽しむ」は、自分が楽しめるくらいの技術を身につけて、好きな曲をレパートリーにしたい、ということ。そのために、大人向けの効果的な練習方法をなんとか工夫したいと思っている。

どうも世の中にある「大人向けピアノレッスン」は、「子どもだまし」(シニアだまし?)のような気がして、あまり気に入らない。ので、何とかうまいやり方を見つけたい。


「②鑑賞を楽しむ」は、もちろんピアノ曲を中心とした「音楽鑑賞」である。

これまでも、それなりに音楽鑑賞を趣味の一つとして楽しんできた。しかし、知れば知るほど、これまで自分がいかに狭い範囲の曲しか聴いてこなかったかを思い知った。

なので、まずは作曲家・曲・ピアニストをもっと広く知ること。それによって音楽を聴く楽しみも大きくなると信じて…。


「③『音楽』を考える」は、意識して「音楽鑑賞」を始めてから感じた単純な疑問を解き明かしたい、という思いである。

というと少しおおげさだが、要は、なぜ「いい曲」「いい演奏」とそうでないものがあるのか、その違いは何なのか、ということである。

一般論とか理論を知りたいわけではなく、どちらかというと、自分の「好み」を明確にしたい、というのに近いかもしれない。「お気に入りピアニスト」の曲や演奏が、なぜお気に入りになるのか、という不思議をもう少し理解したいのである。


次の④と⑤は、ピアノを練習する「効能」のようなものである。QOL(Quality Of Life :生活の質)みたいなものをアップするのに役立つような気がしている。

「④生活を豊かに」は、音楽を通した「コミュニケーション」が豊かになることを意識している。コミュニケーション手段の一つとして、家族や知人と演奏会などのイベントに参加することもある。

実際、いわゆる「夫婦の会話」の話題が増えたし、演奏会に行く機会も増えそうである。将来は、音楽祭などのボランティア活動なども狙っている。


「⑤心身を健康に」は、もともと「ボケ防止」(と「ヒマつぶし」)にでも、と始めたのであるが、予想以上に効果があるのではないかと思っている。これまであまり使わなかった脳と身体を使っているはずである。

「脱力」に関連して肩や腕の柔軟性も求められるので、硬くなりがちな老体には効果があるのでは、と思っている。それと、ほぼ毎日決まった時間に練習しているので、生活にリズムが生まれているような気がする。


最後の「⑥現代の音楽を知りたい」というのは、最近興味を持ち始めたものである。

「クラシック音楽」というと、その大半が19世紀を中心とした作曲家や曲になる。それはそれでいいし、実際にたくさんの名曲があり、新鋭のピアニストの名演があるのも確かである。

しかし、じゃあ現代に生きる作曲家たちは何を考えどういう曲を作っているのか。「クラシック音楽」に新しい名曲は生まれ続けてないのか。そのあたりのことを知りたいと思ったのである。

ちなみに、そう思って「現代音楽」でネットを調べたり本を読んだりすると、ほとんどが「前衛音楽」や「実験音楽」のようなものになってしまう。

これは、今のところ私の好みには合わない。聴いて「いいなぁ~」と実感できる音楽を知りたいのである。もしかすると、「伝統主義」ということになるのかも知れないが…。


もとが理工系なので少し硬い話になったかもしれないが、そこは大目に見て頂きたく…。自分の興味を絵にしてみたいと思ってこんなマップを作ってみたのだが、このブログの記事もこの興味に沿って書くことが多いので、参考になれば幸いである。




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