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2018年1月15日月曜日

7分で読めるピアノの本(3):バレンボイム

「7分で読める…」シリーズ(注)第3弾は、ダニエル・バレンボイムが音楽について語った2冊。実に中身が濃くて面白い。


1冊目は「音楽論」であるが、「音楽は、もっと意味のある、人生に役立つものである」という視点から、人生観や世界観などを含む広い「論」を展開している。そして2冊目は、パレスチナ系アメリカ人の文学研究者であるエドワード・サイードとバレンボイムという二人のワークショップや対談をまとめた本。音楽と社会の関係、あるいは社会の中での音楽のあり方などが語られる。



『バレンボイム音楽論──対話と共存のフーガ』
 ダニエル・バレンボイム 著、蓑田 洋子 訳
 アルテスパブリッシング(2008年11月)



*読書メモ*
(第1章のみ)
紹介・目次
プレリュード
音と思考(1/2)
音と思考(2/2)
聴くことと聞くこと
思考の自由と演奏および解釈
オーケストラ、二人のパレスティナ人
フィナーレ
私はバッハで育った
モーツァルト、ブーレーズ、サイード



『バレンボイム/サイード 音楽と社会』
 バレンボイム、サイード
 (アラ・グゼリミアン 編、中野 真紀子 訳)
 みすず書房(2004年7月)



*読書メモ*

紹介・目次
音楽・現代音楽・社会…
音楽を学ぶこと
ワーグナーを語る
本物であること、現代の音楽の抱える課題
ベートーヴェンに学ぶ音楽と生活
ドイツ人、ユダヤ人、音楽


【関連記事】

《7分で読めるピアノの本(1):ネイガウス》
《7分で読めるピアノの本(2):ピアニズム》
《7分で読めるピアノの本(4):ピアニストの系譜》


(注)
このブログの前身『ぴあの研究ノート』時代に書き溜めた貴重な?読書メモ。これを2冊くらいずつ紹介していくシリーズ。なお、「7分で読める」かどうかは本(読書メモ)の長さによるのだが、そのあたりはいい加減なのでお許し願いたい。世の中には「5分で読める…」とか「10分で読める…」というのがあるようで、じゃあ間をとって7分にするか…という安易なネーミングでした…(^^;)。


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